最近転職をしました。そのなかで気づいたこと(正確には、「事業会社に勤めている友人から話には聞いていたが、やっぱり今でもこういう会社はあるんだ」と思ったこと)をここにメモします。
事業会社では部署変更(それもフロントからバックオフィスとかその逆とか)が普通にある。で、これが組織内のメンバーの行動に次のような影響を与えうる。
ある部署Aに所属しているXさん(非管理職)が、部署Aの業務上の観点から別の部署Bに所属しているYさん(こちらも非管理職。ただしまもなく管理職に昇格予定)が作成した計画であったりプランであったりを否定すべき状況にあるとする。このとき、Xさんの頭の中にこんな考えが巡る。
「Yさんの今回の案ははっきり言ってクズだ。一方で、来年度にはYさんは管理職に昇格する。また、自分はそろそろ部署変更のタイミングだ。すると来年度、私が部署Bで働くことも考えられる。私は部署Bの業務については素人だから、いちいちYさんやその取り巻きに質問したり教えを請うことになる。その場合を考えて、今回はなあなあのところで調整しよう。会社にとってはマイナスだけど。」
こうして会社は段々悪くなっていくんだなーと。