2014-01-17

原発なんかよりももっとヤバい問題

原発なんか廃止すればいいだけのことで、きわめて容易な問題だ。廃止しても生きていけるのだから、廃止すればいいだけのことだ。こんなことで騒いで争っていることがくだらない。同じように、タバコにしてもパチンコにしてもさ、廃止すればいいだけのことだ。多くの地域では、ここ数年にわたって爆発原発から流れてきている放射能よりも、例えば副流煙のほうが健康被害の点でヤバい。ずっとヤバい

安全が確認されていない」、もっと言えば「安全ではない」というものは世の中にたくさんある。

本当にヤバいのは、例えば「遺伝子組換」だとかトランス脂肪酸だとか人工甘味料だとかだ。

結論から言えば、本当にヤバいのは、食糧危機に対してどう取り組むかという問題だ。いま世界的に深刻な食糧危機にあって、さらにひどくなるのは目に見えている状況で、どうやってこの膨大な世界人口を支える食糧を確保するのか。

遺伝子組換」というのはその解決案でもある。だが、ご承知の通り「安全が確認されていない」し、また生物を作り替えるというキモいことをしていて、生物虐待でもあるし、また新生物をつくりだすことで環境破壊につながる(生態系を壊す)。それでも我々自身の食糧がないとなると、おそらくほとんどの人は、遺伝子組換でもなんでも、悪魔に魂を売ってでも、生きようとするだろうね。

廉価に大量に生産したりロス率を下げたり(歩留まりを上げたり)するには、「遺伝子組換」でも、農薬肥料でも、トランス脂肪酸人工甘味料保存料などでも、使っているわけだ。

多くの人は、「安全が確認されていない」という理由で、例えば食えなくて、自分死ぬということになるのならば、危険を冒すだろう。だが、自分一人や自分たちや人類が生きようとして危険を冒した結果として、かえって人類絶滅したり、世界生物が滅んだりする危険性がある。本当に難しい問題はそこにある。それに比べれば、原発ときは廃止すればいいし、我々が省エネを徹底したらいいだけだ。実にくだらない。

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