時代は変わったもので、最近は中高生向けプログラミング塾というものがあるらしい。
習い事としてのプログラミングか、趣味でプログラミングする中高生が増えたらそれはいいな、と思っていた。
私も、中学生の頃からプログラミングを少し嗜んでいて、趣味のプログラミングの楽しさは知っている。(業務も楽しいこともある)
特にここ最近アツいのが Life is Tech というもの。
儲かってるかどうかは別として、気軽に参加できる値段じゃないな。とはいえ講師は大学生らしい。
有名IT企業もサポーターとして名を連ねているが、本来こういう企業がお金を出して業界のために投資するべきでないか?
さらに、この試みどうにも納得行かないのは、ゴールが起業することのように見えることだ。
http://life-is-tech.com/stars/entrepreneur/
ちょっとプログラミングできたところで、起業なんてしないほうがいいよ。(一応私も起業しているが)
起業とエンジニアは、また違う素質を求められるし、起業したいならもっと経営のこととか、発想力を伝授するべきだ。
プログラミングなんて、できるやつは放置していてもやる。起業する奴も勝手に起業する。
中高生でいくら素質があろうと、せっかく出てきた芽なのだから早めに摘み取らず、少し寝かせておいたらどうか。こんなところまで、IT業界のハングリー精神が現れなくてもいいのに。
ビジネスのせいで、せっかくの芽が摘み取られて台無しになることがないことを願う。