2013-12-27

特定秘密保護法靖国参拝なんかより、被害者意識の増大の方がよっぽど怖い

最近特定秘密保護法靖国参拝で、軍国主義の復活だとか軍靴の足音だとか、

朝日新聞をはじめとするメディア左派論客が狂ったように泣き叫んでいるけど、

本当に怖いのはそんなことじゃないと思う。

TPPだとかスポーツ領土問題、あるいは電機産業の衰退などに関して、

日本ばっかり損している」という意識国民に強く広がっている気がする。

日本選手活躍するとルールが変えられる」とか、

浅田真央は不当に点を下げられ、キムヨナは不当に加点されている」とか、

TPP日本が不利なルールを飲まされるに違いない」とか、

日本企業から流出した技術韓国企業が躍進し抜き去られた」とか・・・

確かに分野によってはそういうこともあると思うし、それが近年よく報道されている。

けれど、分野によっては日本が有利に進めているところもある。

尖閣諸島日本実効支配しているわけで、本来は日本が優位にある状態のはず。

TPPに関してアメリカ業界団体日本参加に反対しているのは、分野によっては日本が有利になると考えているから。

もともと日本製造業だってアメリカヨーロッパ技術を導入して伸びたわけで、逆転する時期には大きな摩擦を起こしている。

オリンピックだって日本開催が決まった。

フィギュアスケートも国別対抗戦とか毎回日本開催。海外リンク広告日本企業ばっかりで、日本の発言力がさらに強まるのは目に見えている。

バレーボールに至っては昔からワールドカップは毎回日本開催で、対戦順もかなり有利に設定している。

けれど、みんなそのあたりは見ない。というかバレーなんてやり過ぎだと思うけど、慣れてしまってさも当然のように思ってる。

そして損ばっかりしていると思ってる。

でも、これこそいつか来た道、日清戦争から太平洋戦争にかけて国民世論戦争推進に導いた原動力なのでは?

それを克服するには、

日本に対する正当な自信(過信や強がりではなく)を回復すること、

客観的かつ現実的日本を見つめなおすこと、

必要だと思う。

・・・のだけど、日本人が昔から苦手としていることだよね・・・

高度経済成長のころの自信はわりといい感じだったのかな?

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