今年も就活の時期はやってきた
私も昨年、今年の就職活動のことを懐かしく感じている
そして、面接に対して「コミュ障だから落ちる」という意見をよく目にする
私はこれに苦言を呈したい
かくいう私もコミュ障だ
※コミュ障
>人とまともに話すことができない、極度の人見知り、どもり、対人恐怖症など。
>長年引きこもり生活が続くと発症しやすい。また、逆説的ではあるが、コミュ障の人は引きこもりになりやすい傾向にある。
(http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B3%A5%DF%A5%E5%BE%E3 より引用)
極度の人見知りだ
休日は絶対に家から出ないし、友人も少ない、彼女ももちろんいない
なにより男女問わず、仲良くない人と話すのが嫌いだ
言い淀んでしまったり、気まずくなってしまったりすることも多い
面接が1次~3次とあれば、1次で落ちることはなかった
むしろ面接までいければ最終、もしくは内定をいただけることが多かった
なぜか?
相手が親切にも知りたいことを聞いてくるからだ
メールの返信と同じだ
好きな子とメールを続けるには疑問文を入れるとよい、とはよく言われる
そこまでの熱意がないか、志望理由が曖昧であるか、もしくは頭の回転が悪いか、だろう
質問に対して答えは浮かぶものの文章として口から出せないのは、
単に文章力が乏しいのだろう
「変なことを言うと気まずくなる」
言われたことにただ答えればいいのだから
もちろん面接の中で
「相手にどう話せば自分をアピールできるか」
「どう話せば自分に興味を持ってもらえるか、うまく伝わるか」
などは考えなければならないが、
それは「話す」こととは関係ないと、私は考える
もろもろの聞かれやすい質問には回答を用意しておくのは当然のことだ
話を戻して
趣味も合わない、相手のこともよく知らない、何を話していいかわからない、話したくもない
それでも話しかけられたときなどやむを得ないときは話さなくてはいけない
相手はこんな私と話して楽しいのだろうか?
自分の興味のある職種・企業、相手に自分をアピールする"目的"での対話、自分の将来のために話す
そして内定が頂けたら、自分自身が、自分の話がその企業に認められた証拠だ
こんなに嬉しく楽しいことはない
企業がコミュニケーション能力をやたら重視するのは、そういう「言われたことに答える」という、一見すると難しくもなんともない事すら出来ない人間が存在するからだよ。