2013-11-30

考察幻影ヲ駆ケル太陽 ケルブレムの正体と目的はなんだったのか

上記の事柄に関して、自分で頭を整理するために書きます


アニメ幻影ヲ駆ケル太陽」で主人公太陽あかり達を苦しめた敵「ケルブレム」。

しかし、彼に関してその正体や目的は明示されずにアニメは終わってしまった感じがしました。

そこで、彼の正体・目的に関して考察してみようと思います

ケルブレムの正体はなんだったのか

結論から書いてしまうと、太陽あかりの父親「高取肇」がダエモニア化したものと思われます

作中明言されていませんが、以下の会話・描写からそう考えられます


母親のひなたの墓に花を供えるのは、単純にあかりを油断させるためと言えばそれまでですが、

それならばわざわざ太陽象徴であるひまわりにする必要はないでしょう。


また、ただの敵としてケルブレムを見た場合最後太陽ひなたに微笑かけられるのは不自然です。

彼は娘のあかり精神的にも肉体的にも追いつめた敵のはずです。


以上のことから、ケルブレムの正体は高取肇がダエモニア化したものと思われます

ケルブレムの目的はなんだったのか

これに関しては正直考察する必要ない気がしてきましたが一応・・・


彼の目的は第13話のこのセリフがすべてでしょう。

「君が死ねば、ダエモニア繁栄の道がまた一歩ひらかれる」


ケルブレムの目的は「ダエモニアの繁栄」、そのために彼自身聖音・本田・花苗といった人間に接触し

ダエモニアの数を増やしていったのでしょう。


そして、その目的にそって「太陽あかりと交配する」という手段を実行したのだと思われます

なぜ太陽あかりと交配することがダエモニア繁栄につながるのか

これに関しては第13話でレグザリオが語った言葉考察の道しるべになると思っています

あかり君を依代にすれば、ダエモニアはただ分裂するだけの細胞から生命へと進化してしまう。

  テロメア呪縛から逃れようとは、あまりにも夢を見過ぎているとは思いませんか?」


上記のセリフレグザリオが真意を隠すためにラプラスに言った嘘でなければ、以下のようなことが考えられます


テロメアは知ってる方も多いと思いますが、細胞分裂の際にだんだんと擦り減っていく染色体構造物です。

テロメアがある程度短くなると、細胞は分裂できなくなります


ダエモニアは分裂して増えるが、ある程度分裂すると限界が来て死滅してしま・・・

これを防ぐためにケルブレムは「細胞から生命への進化」を目指していたのでしょう。


作中あれだけ人々にダエモニア感染させたケルブレムが、一度も自分の分裂体だけは作っていないのも

ここに起因すると思われます



なぜ太陽あかりと交配することで目的生命となれるのか

かつて、太陽ひなたと高取肇はお互い交わり、太陽あかりが生まれました。

しか太陽あかりはダエモニアの声が聞こえるという以外は、全く普通女の子でした。

ここからレグザリオの言っていた「ダエモニアと人は物質世界では交われない」という言葉を考えると、

逆に言えばクレシドラの中であれば精神的にもダエモニアのような人間、ケルブレムが目指した存在を作れることを言ってるように思えます


そのための依代太陽あかりだったのは、ダエモニアの血を含んでいるために交わり易いからか、

あるいは単純にあかりのような女の子趣味だったのでしょう。

元は高取であることを前提に考えると、ひなたと似ているあかりに執着するのも分かる気がします。



結論

まとめるとケルブレムの正体と目的は以下のようになると思います

正体:あかりの父親「高取肇」がダエモニア化した存在

目的:ダエモニアの繁栄

目的のための手段:あかりとクレシドラで交配し、ダエモニア精神性を持った人間生殖を繰り返し、死滅する恐れのない存在)を作り出す

最後

ついに幻影ヲ駆ケル太陽DVD/Blu-ray3巻が発売されましたね!

さらヴァイス・シュバルツではブースターパックが発売!

スターターデッキでは手に入らなかったるなとぎんかに会えるよ!

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