2013-11-14

今年の大阪府職員採用試験はやっぱり女性優遇だった件

先の沖縄での女性蔑視発言を経て女性票が著しく減った大阪維新の会は、その汚名を返上すべく今年の大阪府職員採用試験では、女性を優先的に採用した。

これぞ職権乱用かつ私的に女性しか採用しないといった方法で以って公務員試験女性優遇せしめた事は言語道断である

何故ならば雇用均等法および男女共同参画社会基本法に則れば、男女比は同じにすることが義務付けられるべきであり、男性ばかりを優先的に採ってきた反省から

女性平等採用されるべきであった。

しかしながら、実際に女性面接試験すなわち筆記試験合格二次試験となった時、ほぼ全員の女性が即通過となり、逆に男性割合はとんと減少している。

これはどういうことか?

橋下徹市長および松井一郎知事の案なのか?

先日、朝日新聞で、こんな記事が載っていた。

公募校長橋下徹氏の鶴の一声。氏の友人という事で面接なし即採用という校長がいたという内容だった。

要するに橋下徹氏のコネ公募校長が決定したのだ。

ちなみにこの校長民間校長職に赴任してから半年不祥事を起こし、これまた橋下氏の鶴の一声で不問になっている。

やはりというか、大阪教育委の人事権を氏が持った事でこのような愚行がなされる、というのであれば本当に大阪教育現場を正そうとする姿勢とは裏腹にやりたい放題である

これまた先日も、維新の会市議の美延映夫氏が政治資金パーティーで起こした学校教育現場での不祥事を、橋下徹氏が庇ったのであったが、果たしてこれが橋下徹氏のやりたかったことなのだろうか?身内に甘い体質作りが氏のやりたかったことだとしたら、正直言って失望したと言わざるを得ない。

また、私にはこの異常さに気付かない人達が一番分からない。

氏は今日ツイッターでつぶやいているが、何故かフォロワー達は擁護や同情はあれど批判的なリツイート殆ど見当たらないのである

これはどこかの不敬罪議員の周囲と似ているような気がしてならない。

やはり、こういった行為が当然のようにあって、また箝口令が敷かれているのだろうか。

批判は悪だ、これではナチス揶揄されても仕方がないではないか

現在大阪府ほど民主主義が似つかわしくない所はない。

件の不祥事で減った維新票を取り戻すために、大阪府職員採用試験まで私物化する愚行、誰かが止めなければならないのではないか

何故止めないのか、ここには良識ある人達がたくさんいるはずなのに、分からない。

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