2013-10-26

リアル半沢直樹やってきた

ハウスメーカー社長を弟から数日前に引き継いだばかりの俺、社長

社長歴は大卒後、12年弱。この会社で4社目だ。

弟はまだ起業して数ヶ月。

からコワモテで歳上の社員Aがカネを横領して、しかもお客さんをたぶらかし

どうしようもないという連絡が入った。未熟な弟だった。

そして、数日後に1400万円を振り込みますという確約書に、

住宅を購入したお客さん、建設会社社員A、会社で、

それぞれ強引に判子を押させられていた。あり得ない。

 

私は自分会社の業務をすべて放り投げ、

弟のところへ飛行機で移動し、強引に会社代表権を奪った。

この時、10/22。お客さんの銀行からのローンが降りる日が25日と

差し迫っていた。お客さんは完全に社員を信用し、弟のいうことは信用しない。

すでに会社のカネを210万円横領し、仕事でも数百万円の損失を与えている社員A。

これは決済の時に事件が起きると思った。

 

そして、様々な工作と人間関係の再構築を経て、

前日の10/24の昼、決済するお客さんと昼に電話で話した。

お客さんは社員Aのミスと嘘で、ローンが200万円減額になり、

外構費用引越し費用がなくなってしまい困っていた。

そして、先の確約書で山分けのうち、150万を貰うという社員Aの

口車にのり、捺印を押していた。

 

私は社員Aに即時解雇を通告した。しかし、社員Aとお客さんの

信頼関係はそれなりに強く、全社長の信頼は地に落ちていた。

私は銀行に、決済は社長(兄)、前社長(弟)、お客さんで決済することを伝えた。

お客さんとは銀行で14時に待ち合わせることで合意していた。

 

10/23の夜、お客さんのドアポケットに、融資の振込明細と

ゴタゴタの謝罪、200万円足りなかったのは社長たる私個人から

きれいなお金を借りてくれ。返済条件は任せるという内容の手紙

実印つきで置いてきた。

 

10/24の昼にお客さんと電話で話した。社員Aとのこれまでの信頼関係を説明された。

私は社員Aの会社に与えた損失、横領したカネ、合意書の有効性、

弊社と裁判で闘って負けた場合のお客さんの損失を伝えた。

その後、私が個人で貸すといったお金に対する覚悟を伝えた。

この瞬間、風向きが変わった。

 

絶対に俺から聞いたと言わないでくれとお客さんが言うには、

13時に仕事が終了するお客さんを社員Aが

迎えに来て、社長である私が決済に14時に行く前に決済を終了し、

2000万円の融資を山分けし、領収証だけを会社に発行させるという

プランができあがっていたのだ。驚愕した。夜に電話しますと切れた。

 

24日の夕方、社員Aが19時来ます。その後、来てくださいと連絡が入った。

社員Aは振込用紙を用意させ、捺印させ、

「振り込んだから領収証を発行して下さい。」というメールを私に送れという

文章の原稿を置いていっていた。驚愕した。

領収証を私が発行しなかったら銀行貸し剥がしに来ることな

一つも伝えていない。こんなにあくどい人間がいることに驚いた。

お客さんには、社員Aが13時に表入り口で待っている間に

裏口から連れだして、私が決済することで合意した。

うれしくなってラーメンを食って帰った。

さて、お客さんは怖がっている。何されるかわからない。。

それは私も同じだった。午前中、警察にも相談した。

どういう時に刑事事件になるかを聞いておいた。

重要なのは、明確に拒否すること。と聞いた。

 

25日、13時前にお客さんを連れ出すために、職場の隣のパチンコ屋の

駐車場で待機した。13時20分ごろ、お客さんからLINEが入った。

どこにいるか社員Aは近くにいないか?という内容だった。

からでて、近くを見てもいない。

いないと返事をすると、お客さんは雨の中を

従業員出口から走って出てきて、柵を乗り越え、車まで来た。

 

お客さんを乗せて、銀行まで急いだ。約20分かかる。

うちらも振込用紙、払い戻し用紙を事前に書いていたので、

お客さんは判子と署名トントン進んでいくだけだ。

お客さんの携帯がなった。

「どうすればいい?」

無視してください。」

2回なった。その後、鳴らなくなった。

銀行に着いた。決済の手続きをはじめた。

 

銀行の方から、午前中にAが現れ、

私がいなくても決済はできるのかどうか?

今日現金決済で1200万円用意すること。

Aが14時に来ることを伝えていた。

銀行重要なのは当事者であるお客さんだけで、

お客さんの意思がすべてだということだった。

 

ドンドンドンドン!と大きな足音をたてて、

Aが現れた。やはり脅しが入った音を立ててくる。

「奥さん、大丈夫ですか?」「本当によろしいですか?」

と聞いてくる。私が「奥さん、はっきり言ってやってください。」と言う。

お客さん(妻)「もう無理です。。。」

A「では、この確約書のとおり、振り込みをお願いします。」

確約書を出し、指をさして言ってくる。

私「その確約書は履行しません。民事で争いましょう。」

私「お引き取りください。」

A「そういうことですか。わかりました。」

引き下がった。この瞬間、安心した。暴力とか脅しとかはしてこなかった。

 

その後、お客さんを無事、職場に送り届け、新築されたばかりの物件に向かった。

建築会社社長とようやく会えた。

建「あの確約書はやばかったねぇ。」

よかった。社長は誠意ある人だった。

無事16時になり、火災保険有効になった。

これ以降は火をつけられても家を建て直せる。

建設会社にもすでに振り込んでいるので、

この家についての売買契約についてはすべて問題なく履行できた。

領収書の控えを銀行に送るだけの状態になった。

 

その後、私はその日の最終便の飛行機で自宅に帰った。

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