『ミズ・パイロット』っていう退屈なドラマが毎週火曜日の9時からCXで放送されている。
間宮祥太郎君が出てるので、かみさんが見ている。で、ついでに僕も見ている。
堀北真希が演じる女性がパイロットを目指すドラマなんだが、おいおいこんなの採用するのかよっていうのがヒロインである。
で、2回目のお話。パイロットの訓練生とはいっても、地上勤務の訓練もあるってことで、堀北真希が困っているお客さんのために奮闘する。
飛行機が遅れて乗り継ぎが間に合いそうもないってことで、マニュアルにしたがってフライトを変更させるはずだった老人客。
ところが、それではせっかくの旅行が台無しだと、強引に乗り継ぎさせようとするヒロイン。
お客に急げと言ってしまう。それを制止すべき先輩の菜々緒も、ヒロインにつられてしまい、乗り継ぎ便の出発を遅らせるようパイロットに頼む。
管制塔無視してそんなことできるのか?って疑問もあるけれど、このヒロインの目の前の困っている人たちを助けたいっていう気持ちを優先させて
ほかの人たちの迷惑を無視する行動をまるで美談のように描いているのだが、おかしくないか?
マニュアルっていうのは、行動原則でもある。航空関係なら相当よく考えられたものだろう。
それを目の前の客が気の毒だっていうくらいで破ってよいはずがない。