2013-10-01

池袋

池袋、それも西口(北西側)と言えば「中国人街」というステレオタイプ偏見がある。

確かに中国人が多いのは事実だが、絶対数では日本人の方が多い。

先日、「ふくろ祭り」という池袋地元祭りがあった。

この祭りはあまり都内では知名度少ないが、規模的には都内でも有数の祭りである

元は池袋北西側、「中国人が多い」側に立地する御嶽神社例大祭がグレードアップされたもので、町内会毎(氏子毎)に盛大な神輿池袋駅前に繰り出し、子供神輿なんかも繰り出す。

この祭りを見ていると、池袋西口方面地元中小自営業者が多い下町の街、保守の街なんだな、と実感する。

(このエリアは3階建て程度の店舗住宅の類が密集している)

小説池袋ウエストゲートパーク」は、こういう風土のもとに成立している。

間違っても、渋谷とかではあの小説は成立しない。

このような伝統的な街の木賃アパートに、1990以降、徐々に中国東北系の中国人が流入して行った。

何も知らない人は、「池袋中国人だらけ」と誤解しそうだが、実は3階建て事務所兼住居に自民党池袋民が住み、その隣の木賃アパート中国人が住む、そういう構図である

以前いきなり「東京中華街構想」というのがぶち上げられ、その後沙汰闇になったが、そういう保守池袋民だから、この構想に安易に賛同できない訳だ。

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