2013-09-29

http://anond.hatelabo.jp/20130929012419

こういう話をいつも聞いて思うんだけど、

女性はい退職するかわからない」は、わりと経営者本音なんだよな。

実際問題、よく辞めるし。

この方を責める気は全くないけど、男性女性じゃ離職リスクあるいは

戦線離脱リスク有意に違う、と俺は思う。体感から

俺自身はやってないけど「男性女性雇用上のリスクを計量化して、女性給与からリスクプレミア差し引く」

ってのは必ずしも間違いなんだろうか、と思う。金融的には正しい判断だと思うんだけど。(もちろん、リスク有意差があると仮定すれば、ね)

この経営的には正しい判断を行っている経営者は実際のところ多い。

もちろん、国家が「女性雇用リスク経営者負担すべきものであり、一社につき~の負担要請する」

と明文化してくれりゃ、まだわかりやすい。具体的に言えば女性雇用義務付け、違反企業に罰則金を負担させるなど。

しかし、現状だとその辺は(少なくとも中小企業に関しては)経営者良心に全て一任されていて、

更に「男女の雇用上のリスク差」は半ばアンタッチャブルな話題となっていて、参考にすべきデータすらない。

から経営者たちは「女は雇用上のリスクが高い」と考えて、体感に基づいた現実的な判断をする。

結果として、女性雇用は増えないし女性出世できない。

からもうホント、いっそのこと雇用リスクを明示した上で強制にしちまえと思う。

そうすれば、多くの経営者がそれを受け容れるだろうし、俺も受け入れるから

また、「雇用リスクに差はない」ってデータがあるならそれはそれで素晴らしい。

これは自分不勉強もあるので、是非データをお持ちの方がいたら拝見させていただきたい。

俺は実際、女性結婚育児による退職でそれなりにコスト負担が発生した経験があるから

女性雇用することは男性比較してコストリスク)が高い」と考えているけれど、それは統計的に間違ってるのかもしれないし。

これが統計的に事実ではないとはっきりすれば、色々良い結果になると思う。

また、それが統計事実であるなら、「女性雇用すること」は資本主義社会では非合理的な行動となる。

経営者に非合理的行動をさせたいなら、罰則をつけるか褒賞をつけるかどちらかにすべきだろう。

ここを曖昧にしているから、この手の議論は面倒なことになるんだ。

記事への反応 -
  •  私のいる部には女性が多い。  お子さんがいる女性もいるので、時短勤務(定時間よりも2時間短縮)を選択している人もいる。  私は個人の業績を評価する際に、産休や時短勤務...

    • こういう話をいつも聞いて思うんだけど、 「女性はいつ退職するかわからない」は、わりと経営者の本音なんだよな。 実際問題、よく辞めるし。 この方を責める気は全くないけど、男...

      • その傾向が自己強化的である可能性があるよ。 つまり、「女性はすぐ辞めると思われてる」→「女性に責任ある仕事を任せない」→「ますます女性がすぐ辞めるようになる」というフィ...

    • それをもっと上位の経営幹部に進言してみて、 幹部がそれを受け入れないなら会社全体がワタミ型組織ってことだからどうしようもないよね。

    • そんなすげーんだったら女性だけの会社バンバンできて女性だけの会社だらけになってるだろうにといつも思うんだ。 どの会社も少しでもいい人が取りたくて躍起になってるんだから、...

      • 一部の仕事出来る女性が評価されてないのは事実かもしれんが、実際の能力は大して差が無い。 だから、バンバン女性経営者が現れるとかそういったことはない。 男性ほど、出世欲も...

    • 本当に使えるなら管理職(課長か?)だって、そのままにしておかないでしょ。 それをしないってことは、課長より上の人間(次長以上?)がなるべく人件費をかけないように言ってる...

    • どこにお勤めなのか知らないけど、女性には仕事の向き不向きが確実にあるからね。 一番向いてるのは中間管理職。意外かもしれないけど、あまり細かいことにこだわらず、視野が広い...

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