そろそろ気持ちが落ち着いたことだし、思ったことをここに記そう。
何度も期待させ、そのたびに人の気持ちを裏切り、その時思った言葉を感情まかせに投げつける。
今まで付き合ってきた人も、こんな感じで別れてきたことを想像すると、とても哀れに感じる。
でもね、少なくとも僕は怒っていないよ。もちろん、それによって深く傷ついたし、
今のままだと、君が求めているものはこの先手に入らない。
君の求めるものが、無償の愛、永遠の愛だったりするならば尚更だ。
どんな理想と思える人に出会っても、君以上に魅力的な人は世界には沢山いて、その人は、どこかで君を見限る。
今までは別れは君からだっただけで。
僕は君が付き合ってきた人の中で、誰よりも君のことを深く愛したし、知ろうとした。そして誰よりも大切にしたし優しくあろうとした。
もちろん、こんなところでそんなことを言っても意味がないのは分かっているのだけれども。
そのたびに、人を傷つけることだってある。
でもね、君が傷つけてきた者達は、君のことを本気で愛して、身勝手で独善的な君の性格に耐え、それでも君を支えようと思ってきた人ばかりだ。
そして、別れるたびに全ての連絡する術を遮断することは、とても失礼なことだ。
そうやって、君はこの先も同じことを繰り返していくんだよ。やさしい手を自らの手ではねのけて、そして最後には一人ぼっちの孤独を感じる。
外見に恵まれた君だから、この先も色々な男性が、君に近寄ってくるだろう。
そして君は、その内何人かと恋に落ちるだろうし、付き合っていなくてもセックスなんかもするんだろう。僕がされたことと同じように。
でも、その行為の先に何があるのだろう。大切なものを大切にできない、全て傷つけて終わる君に将来待っていることは、君が傷つく人生だ。
赤子のように愛されたいと願っているくせに、破滅的な君の性格がそれを長続きさせることはないと思う。そしてそれに気づくのが遅ければ遅いほど、君は幸せから遠のいていくんだよ。
この先誰とも付き合うなと言っているわけではないよ。
付き合っても別れるな、なんて言っているわけではない。
ただ、君がこの先心から好きになって好きになってくれた人を、自らの手で放すような愚かなことはやめて欲しい。
差し伸べられた優しい手を、できることならずっと掴み続けていて欲しい。
そして、全ての気持ちには、誠意を持って応えて欲しい。別れる別れないは関係なく。
そうやって、君が他人の痛みに気づけて、優しくなれたのなら、君はきっと、君が求めているものを手にすることができるし、幸せになれる。