2013-09-11

今どきのコドモは、五輪ときめかない

よく「子供達に夢を与える為に、東京五輪を誘致しよう!」とキャッチフレーズで言われる。

60年前の子供なら、テレビもあまり普及してなかったし、ゲームなんてなかったから、

五輪が最大の娯楽」たりえた。

から1964五輪子供達にとっても最大の娯楽コンテンツで、夢を与えられていた。

しかし「今ドキの子供」は

地上波+衛星テレビ(+一部CSテレビ

・録り溜めして見切れないビデオハードディスク番組

・毎月のように販売されるゲームソフト

・そして世界人口の分だけ発信されるネットユーチューブニコニコ動画

コンテンツ洪水

五輪コンテンツに加わったところで、

子供脳内コンテンツ競争」に五輪は勝てない

大人の場合

「2020に見ておかないと、しばらくは日本五輪見られない」と「計算が働く」から

それなりに「今回の東京五輪を観戦しておこう」のインセンティブが働く。

一方、子供は「計算」しない。

面白くなければ、「あと数十年は五輪見られない、五輪を見ようよ」と大人に説得されたところで、

子供は「見たくないものは、見ない」。

これは「バイキングに行った時の大人と子供」と同じ。

大人は「折角だから、高い料理を取りなさい」と子供に迫るが、

子供は「只今現在食べたいものを食べる、値段が安くても高くても関係ない」

1964五輪子供も夢中になったのは、

「今見逃したら、後50年は見られないから」と打算で計算たからではなく、

純粋コンテンツとして魅力的」だったかである

逆に言えば競争力あるコンテンツが他になかったから、夢中になったともいえる。

東京小学生の多数について集計取ったわけじゃないのだが、

少なくとも我が家小学生は、東京五輪と聞いても「ふーん」の一言で終わった・・・

  • 世界が狭くなったんだよなぁ。海外旅行の位置づけがとても低下したのと同じで、特別感がなくなりつつある。 スポーツ自体が好きな人にとっては重要なイベントであり続けるだろうが...

  • 今どきのコドモは、五輪にときめかない これをホッテントリ一覧で見て、「正論にときめく子ども?????」と思ったら五輪だった。 紛らわしい。 子どものころ、カパプーカパプー...

  • よく「子供達に夢を与える為に、五輪を招待しよう!」とキャッチフレーズで言われる。 40年前の子供なら、J-POPもあまり流行してなかったし、ラップなんてなかったから、 「...

  • 理由はもっと単純で、7年後の楽しみに今ときめく訳がないってことだよ。 子供に、「今一番欲しい物を7年後にプレゼントしてあげるよ」と言って、ときめく子供がどこにいるww

    • そもそも、昔は欲しいものがサッカーボール(バット・グローブ可)だったかもしれないが 今欲しい物はiPhoneだろ?   時代が違う。

      • 昔から一部だったけど、昔は芸能人とかスポーツ選手とかしか、好きなこと=仕事っていうのがダイレクトに結びついてる職がなかったじゃん

  • 当たり前だ。今小学生に五輪でときめけなんてムリだよ。 理由は7年後の楽しみをリアルに想像出来ないからということと、日本で開催される世界的なスポーツのビッグイベントを体験し...

  • 大人になったところでつまんねーもんはつまんねーよ いい加減スポーツなんて旧世代の娯楽から卒業しようよ

  • サンプルが「我が家の子供」という1つの事例しか無いのに、それで子供全体を評価するのが正しい行いなら、朝鮮人のレイプ犯一人を槍玉に挙げて朝鮮人全体をレイプ犯扱いしてもOKと...

  • そりゃあ子供にとって七年先なんて遠すぎるし自分が五輪に出るわけじゃないんだから 今の時点ではどうでもいいんじゃないかと。 でもいざ本番になってお祭り騒ぎになった頃にはな...

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