五島勉の最新作「H.G.ウェルズの予言された未来の記録」を読んだ。
「あのウェルズが予言をしていた」って内容で、それはそれでいいのだが・・・。
これを、その時代(日中衝突の時代)には、「日本にアーモンドが咲いている」=「世界の富や文化が日本発で」という解釈はいかがなものか。
「アーモンドの詩」は、「もうそれを私は見れないのだろうか?」につながっているので、「アーモンドの花が見れなくなる」っていう予言なのでは?
「アーモンドの花が見られなくなる」←「ミツバチが姿を消す」→「アインシュタインの予言(ミツバチの絶滅後4年で人類絶滅)」と言う風に、当然つながってくると思うんだけど、もう、五島勉にはそういうひらめきはないらしい。
「アーモンドの詩」を見直すと、「アーモンドの花、美しい富士山、かわいいものに満ちた宝島、それらはもう見られない(=滅びる)」と読めるので、「ミツバチの絶滅」、「富士山噴火」が予言されているのが明らかだと思うんだけど。