2013-08-21

麻雀で勝つために一番大切なこと

はじめに断っておくが、完全オカルト理論だぜ。デジタル派は黙ってな。

麻雀で勝つために一番大切なこと一般的に言われているのは「流れ」だ。

麻雀は流れを読み、流れに乗るゲーム。それはそうだろう。

しかしだ。流れによる浮き沈みは重要だが、最重要ではないと俺は考えている。

最も重要もの。それは「ツモ力」だ。

「ツモ力」の源泉はなんなのか。俺もよく分からないが、おそらく人は「ツモ力」を持って生まれ、それは大なり小なり人それぞれだが、麻雀を打ち続けることで少しずつ磨かれていくんだろうと思う。

麻雀を打ち続けることで実力も向上していくはずだが、技術的な力の上昇と「ツモ力」の上昇を、おそらく多くの人は区別できていないのではないかと思う。

10年以上昔のことだが、俺はとんでもない奴と麻雀を打ったことがある。驚くべきことに、そいつは一半荘の間に四暗刻を3回あがった。

俺がそいつと打った晩は、一晩で20半荘をこなした。一晩というのは、だいたい12時間だ。

その時の面子は確かに打つのは速いほうだったが、それでも途中で休憩を挟みながら一晩で20半荘は異常だ。それはほとんどの半荘が南四まで辿り着かずトビ終了したからだ。

その晩、そいつは数え切れないほど役満を上がった。一番強烈だった半荘はさっき書いたとおりだが、役満が一度出れば誰かが飛ぶ事が多い。

たまたまトビが出ず半荘が続いたってだけで、おそらく南四まで打ち切ることができれば、そいつは5,6回役満を上がることもあるだろう。

国士四暗刻を見た回数は覚えていない。それ以外に天和を2回、門前緑一色を1回見た。不思議大三元は見なかった。それどころか、鳴いた役満ひとつも見なかった。

もちろん、そんな奴でも「流れ」に左右されることもある。二連続親ッパネに振り込んで飛んだ半荘もあれば、南四まで進んで焼き鳥だった半荘もあった。

それでも、そいつはその晩ぶっちぎりでトップだった。他の三人は仲良く圧倒的なマイナスだ。

その晩、そいつから「ツモ力」の話を聞いた。その時のそいつ言葉を今でも強烈に覚えている。

「俺は何年も、国士四暗刻を上がる練習だけをしてきた」

時は流れ、俺は今でも麻雀をやっているが、そいつのその言葉を受けて俺は毎日国士四暗刻を上がる練習をしている。

なかなか四暗刻を上がれるようにはならないが、やはりそいつとは生まれ持った「ツモ力」が違うんだろう。

しかし、少しずつだが四暗刻を上がれる割合が増えている。ような気がする。

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