高校で数学の授業に虚数が登場したとき、真面目に学ぼうとしなかったんだよね。なんか机上の空論から生まれた概念みたいに思えて。
結局テストで点を取れる程度のことだけ覚えて大学を受験し法学部に進んで普通に就職した。その頃には虚数という言葉は覚えていても、それが何を意味するのかすっかり忘れてしまっていた。
時が流れて30代半ば、最近になって再び電子工作を趣味とするようになった。最近は設計やシミュレーションにPCの支援を受けられるようになったので、まともな教育を受けてこなかった素人文系の俺でも趣味の範囲ならいろいろと設計できる。ややこしい半導体でもミネソタの通販業者あたりに頼めるし、中国の基板屋にプリント基板を製造させても懐に優しい。本当にいい時代だと思う。
でも今になって困ってるんだよね。交流を扱う箇所では計算に複素数を使うから。高校時代に「虚数なんて実世界に関係ない存在だ」と勝手に思い込んでた俺は後悔しまくり。
(あとついでにベクトルも)
工学部の図書館に入り浸ればいいと思うよ
基本的に電気数学で出てくる虚数は計算に便利だから出てくるだけだ。 わからなければオイラーの公式を学んで それでも分からなければサインコサインと勉強していけばいい。