2013-06-29

厨2病をこじらせた自分メモ

http://anond.hatelabo.jp/20130628194054を読んで。

イギリスでは出生前診断と障害がある場合中絶費が無料だ。

なぜならイギリス政府の考えでは「障害者向け福祉サービスコスト>診断+中絶費」だから

医療・福祉費節約のために中絶を許可している。

日本場合厚労省見解によると「胎児先天異常を理由にした中絶堕胎罪に抵触する」ということらしい。(優生保護法では可能だったそうな)

まあ「母体健康」とか「経済的な理由」を理由にして中絶することは可能だろう。


イギリス非情だとは思わない。

日本弱者に優しいとも思わない。

もし自分障害者だったとしても生まれたい。生きたい。絶対死にたくない。

でも、もし自分の子どもが障害者だったら、その子幸せにできるか不安

それ以上にその子を受け入れ守り育てて行けるか(物理的にも精神的にも)不安

すごい身勝手な話しだ。モテなくてよかった。


いやそもそもいつから「人」なんだ?

中絶が禁止されている22週以降と、その前の違いは何だ?

早産の胎児母体外でも生きていける状態になったら中絶不可ってあるけど

技術進歩次第でどうとでもなるような気がしないでもない。

そもそも「私という意識」は本当に生まれた瞬間からあったんだろうか。

成長とともに脳が発達し、体と一緒に「意識」も育まれるんではないか

というか他人の「意識」の存在証明

自分と同じ構造の脳」

「会話」

から推測するしかない以上

意思疎通の不可能な重度障害者胎児の間に違いはあるのか?


考えれば考えるほど泥沼だ。

結論としては

絶対死にたくないけど「お前仕事できないし結婚して子ども作る気もないなら社会の役に立たない。死ね」って言われて包丁で刺されても

絶対死にたくないけど文句言えないのかなあ。



というか数日前のログをみるに生まれた子が男だったら

遺伝的に健康でも未熟児とかで身長伸びなかったらいろいろ言われるのか

記事への反応 -
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