児童ポルノ法にもの申す。政治家が見落としている部分。アニメ、漫画、女の子 男の子
RTで回ってきて称賛する声の多さにちょっとビビったのだけれど、上記記事の反論はわりと危険な方向を向いていると思ったので、その理由を書いておく。
西洋におけるチャイルドポルノへの批判は、実在の被害者がいるというだけでなく、そもそもチャイルドポルノ自体が「子供」という属性に対する差別と考える人が多い。
すなわち、「チャイルドポルノ=子供という属性へのヘイトスピーチ」と考えている人が多数いるわけで、そのためアメリカではチャイルドポルノは「保護されない表現」と定義されるし、マッキノンさんあたりに言わせるとそもそも「表現」ではなく「差別行為」そのものであるということになる。
まぁ、どっちにしろ「表現の自由による保護対象ではない」というところは一致しているわけなんだけれども、その「チャイルドポルノは差別である」という視点から上記記事を読むとどうなるかというと、
それは、子供達が自分に性的価値があるのを勉強できない。
学校で「君たちはエッチな目で見られているのだよ」とは言えないでしょう?
というのは、差別される側(子供)に対して「自分たちは差別される側なんだと認識させる必要がある」と言っているも同然と受け取られるし、これこそもまさに規制派がチャイルドポルノの危険性として訴えている「社会がチャイルドポルノを許容することで、差別が固定化される」という主張の証明として扱われかねない。
ここにおける最大の認識の溝は、チャイルドポルノの規制を考えている人たちは、「世の中に、子供という属性を性的な視点で消費する人間がいるのは仕方がないこと」とは決して考えていないし、ましてや「そいう人間がいる以上、そういった人間に対して性差別的なコンテンツを販売するビジネスが存在するのも仕方がないし、社会がそれを許容するのも仕方がない」という主張を許しはしないということで、そしてそれは先進国において主流に属する認識でもある。
ロリコンおよびペドフィリアは性的指向ではなく治療すべき病だという考えだしね。
それに対して日本が「世の中にロリコンが存在するのは仕方がないし、ロリコン相手のビジネスが存在するのもしょうがないから、むしろ子供たちに『エロい目でみる人がいるから気を付けて』と教えるべき」と主張し、ましてやその教育に「ヴァーチャルなチャイルドポルノが一役買っている」というのは、正直悪手以外の何物でもない思う。
追記
すっかり規制派の人間と思われてしまいましたが、「規制を主張する人が何を問題と考えていて、何が危険だと考えているのかをふまえて反論しないと、反論そのものが相手の主張を補強することになってやぶ蛇になりかねないので危ないのではないか」というのが言いたかったことです。
ブクマで「この説は初めて聞いたなぁ」とありましたが、C・マッキノン含めチャイルドポルノや女性を傷つけ従属させる系のポルノグラフィなどを人権および差別問題、差別を増幅し固定化するヘイトスピーチとして問題だと考える規制派グループは多く、以前「レイプレイ」に対して抗議キャンペーンを行ったEquality Nowも同様の主張をおこなっています。二次元含め全てを規制しなければならないと主張する規制派はポルノに含まれる「差別」を根拠としているので「表現の自由」を理由にヴァーチャルなチャイルドポルノの存在を許容してもらうというのは難しいと思います。
個人的には、単純所持規制に関しては冤罪の問題を、ヴァーチャルなチャイルドポルノに関しては「あくまでファンタジーであり、現実の子供の立場を危うくしたり"性的な対象として消費される事を甘受するのが当たり前"というような差別意識を社会に根付かせるような影響力はない」という方向で規制派になんとか理解してもらうしかないんじゃないかと考えてます。まぁ、だから上記の記事の規制に対する反論は逆に危険じゃないかと思ってしまったわけですが。
規制派は本気でペドフィリアをこの世から根絶できると考えている節があるからなあ
結局、自分にとって都合のいい主張をするときだけ、西洋がどうたらアメリカがどうたら
ロリコンおよびペドフィリアは性的指向ではなく治療すべき病だという考え 向こうで(ほぼ)全員に対する治療が完了してその病(様のもの)を根絶出来たら日本でも採用しよう、そうし...
横だけどさあ hal9009 この説は初めて聞いたなぁw 草まで生やして揶揄してるって事は「そんな説現実にはねーだろお前の創作だろw」が本音なんだろうけど、 この界隈真面目に見て...
うつ病になって、うつ病の薬を処方されていた頃、一時的に性的嗜好が変化した。 中学生にしか反応しなかったチ○ポが、レースクイーンとかキャバ嬢みたいなのにしか反応しなくなっ...