2013-06-13

マスコミの「求人はいっぱいある」は現実直視していない根拠のない言いがかり

介護、飲食、IT土方、土方、不動産証券・・・

マスコミの言うのは大体この辺と、中小零細を指してる。

でも、飲食や土方はともかく介護IT不動産証券求人数に対する求職数はかなり高い。

しかも、そこででも求人企業は選びに選んで大量に人を落とす。

中小零細に至ってはスーパーマン狙いだ。

顔採用露骨に使って来るだけあって大手よりタチが悪い。

「営業は免許持ってる男、事務は簿記持ってる女」が現実マスコミの言う「求人はいっぱいある」わけではない。

マスコミは何を見て「求人はいっぱいある」という世迷言を発現するに至ったのだろう。

日経にあった、京都大学院卒生がゴミ収集車に乗ってゴミ掃除をしている記事が載ったけど、あれを見ても

求人はいっぱいある」のだろうか。

天下の京大ですら、いっぱいあるはずの求人に行けないのにどこの情報から求人はいっぱいある」という結論に至ったのだろう。

100歩譲って「求人はいっぱいある」として、ではなぜ「求人はいっぱいある」のかを考えてみよう。

それは先にも述べたように求人を出す企業求人する理由はまず人手が足りてないということだ。

しかし、人手が足りないか求職者を募集しているのに実際採っていないじゃないか

結局、彼らも選好みしているから人手が足りない状態なんじゃないか

まり、「求人はいっぱいある」というのは、拡大する需要日和見する企業が増えた証明なのだ

たとえば求人数1人に対して求職者が仮に100人いたとしても採らない企業が、スーパーマン求職者をずっと待ってるから現れるまで永劫求人枠が空いたままなんだ。

これを人によっては空求人と呼んでいるが、これがマスコミの言う「求人はいっぱいある」の正体だ。

この大多数の空求人を、マスコミは「求人はいっぱいある」としているのだから、そりゃこの記事を見て勘違いして

受けに行って失敗するのも良く分かる。

実は求人なんて多いどころか、むしろ少ないということだ。

根拠のない言いがかりで損をするのは結局現状を知らない真剣に働く意思のある求職者なんだということをマスコミはしっかり念頭に置いてもらいたい。

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