ブラック企業で働いていた人はどこか冷めている。
のではないか。
耐えられなくて、結局数カ月でドロップアウトした。
そのあと水商売もやったりなんかしたが、
私の部署は定時あがりだが、他の部署でひどく残業の多いところがある。
新卒で入ってきたばかりの子と、ふとしたきっかけで少し話をした。
辛いなら一刻も早く辞めるべきだ、と伝えた。
せっかくの若い時期を、楽しくもない苦行のために無駄にするべきではないと。
人生の全てを好きでもないことに費やすことほど馬鹿馬鹿しいことはない。
ブラックで働いていたころ、すぐに辞めてやる、私のいるべき場所はここではないと、常に思っていた。
安定した企業にいる今でも、辛くなったらいつでも辞めようと考えている。
(今のところ特に不満はないので辞める気はないけど)
会社のために、といって奴隷のように働く先輩は馬鹿みたいだった。
何の技術も身につかないし、会社は社員を使い捨てのコマぐらいにしか思っていないのに、へこへこと社長に頭を下げる。
仕事マジだりー水商売以外やったことないから普通の仕事できないし、早く結婚したぁい☆というタイプが周りに多かった。
私みたいにブラック企業からドロップアウトしてきた組もちらほらいたけど。
そういう人たちは再就職までの繋ぎか、もしくは就職は諦めて結婚して、主婦志望だった。
一刻も早くその環境から抜け出したかったので、私は転職のための勉強をしていた。
ブラック企業にいながら、本人の精神が潰れてしまうまで仕事をする人間の気持ちはわからない。
そもそも、そこまで仕事に打ち込めている人間は、自分の会社がブラックだという自覚すらないのではないだろうか。
今、私が唯一熱くなれることは、趣味だ。
それ以外のことに全力投球はしない。
仕事は一生懸命やるが、睡眠時間や体力、趣味の時間を大幅に削ることはしない。したくない。
人生全てを仕事なんかにかける必要なんてない、と強く思うようになった。
周囲を見ても、ブラック企業出身者は、意外とそういう考え方の人が多い気がする。
どこか冷めてるね、とたまに言われる。
そりゃ、仕事に全力で熱くなってる人たちに比べたら私は冷めてるだろうなと思う。
本当のところをいうと、ブラック企業にいたころは、辛い就活を乗り越えてやっと入ったこの会社を辞めたら、私はどうなるんだろうと不安でしょうがなかった。
会社での精神的負担と、体力的負担。それに加えて将来への不安。
水商売してるときも将来への不安はあったけど、精神的にも体力的にも辛くはなかった。
今現在将来への不安がまったく無いかと言われれば、ある。あるに決まってる。
でも、今は目の前の仕事をこなして、趣味に全力で、楽しく生きてる。
楽しく生きれない人生なんて罪だと思う。
本当に人生どうにでもなるよ。
どうにもならない!だからこの会社にしがみつく!って思いながらブラック企業に勤めてる人は明日にでも辞めたほうがいい。本当に。
冷めてるというか、世界基準ではそれが当然でしょ。 労使関係は契約なんだから。 「会社のために働く」とか考える池沼は日本の教育現場の洗脳の成果だよ。 本当に好きなことを仕事...