ブラック企業に勤めていた。
かなり洗脳されていたと今ならわかる。
終電なくなっても帰してもらえない、タクシー代は片道6000円だけどもちろん出してもらえない。
基本土日祝休みのカレンダーだが、土日祝お盆も年末年始も出勤。
日曜日に予定があると言えば「ふざけるな絶対に来い、意識が低い」と怒鳴られる。
名指しで全員送信で「日曜休むという意識が低い社員がいるが、他の奴らは違うよな?」という圧力をかける。
「利益も出さないヤツが権利を主張するな」と言われたけれど、目標はきちんと達成していた。
それもあとから話を聞けば、会社から提示された目標の3割程度達成していれば会社は儲けが出ていたらしい。
という事はあの当時、成績が低いとおぼしき人のほとんどが会社の利益を出していたと言える。
体を壊してやめていく同期は多数。
それなりに自分は頑張って成果を出して昇進したり、評価はされて楽しい仲間もいたから何とか数年続けられたのはある。
しかし今となっては絶対にもう一度働きたいとは思えない。
明らかに詐欺の営業トークを強要する上司、それで成果を挙げる人が褒められ、給料をたくさん得るような環境。
それは詐欺だからやりたくないと拒否して成果を出しても、責められる。
何故俺の指示した話をちゃんとしないんだ?と。
ここまでじゃないにしても、今の会社が辛くて仕方がない…という人は、仕事はたくさんあるから早々にやめた方がいい。
今辞めて本当によかったと思っている。
そして仕事も沢山あるって気付けたし、そんなブラック企業というのは当たり前かと思いきや、案外レアなケースだったように思える。
再就職してみて、驚くほど平和で穏やかな職場に幸せを感じている。
精神を病んでしまう前に、自殺を考えてしまう前に、どうしても嫌だという仕事から逃げたって何も悪い事なんかない。
他人は解らないから「頑張れ」とか「すぐにやめたら将来に響く」とか勝手な事を言う。
でも将来に響くなんて絶対にない。
転職を繰り返して、おそらく地元では一番と言える位の良い職場にお世話になっているけれど、本当に関係なく採用していただけた。
他人がなんていおうと自分の人生なんだから、辞めるにしてもやめないにしても自分で決めるべき。 人に選んでもらったってその人が責任とってくれるわけでもなし。 結局、「自己責任...