両者の対応の是非はひとまずわきにおいて、差別について考えてみた。
(何らかの身体的特徴をもつ人をAとする)
Aのその特徴を嫌悪したりバカにしたりからかったりすることは差別である。
Aがその特徴のことで相手に気を使わなくてはならないならAは差別されているといえる。
Aの特徴へ対処することが日常的ではない特別な善意であると思うことは差別である。
Aの特徴を、身長など普通の個性と同じように、当たり前に受け入れる。特別視しない。
その特徴へ対処することは人として当然のことであるという認識をもつ。
Aは特徴を気にすることなく、特徴のない人と同じように生活することができる。
その特徴を特別視し、対処は特別な好意によってなされるものであり、感謝されることであるという認識を持つ。
特徴への対処は当然であると思うが故に、物理的な制約を無視した要求をしてしまう。
その特徴へいつでも簡易に対処できるしくみを浸透させる。