2013-05-19

http://anond.hatelabo.jp/20130519044709

レストランは店の種類を考えるべき。

  ・ きちんとしたサービスをして、サービス料を取る店。(ホテル内など)

  ・ 味にこだわるが、サービスを削って、値段を下げる店。(零細店)

 

今回(乙武事件)は、後者だった。ごく小さな店で、車イスのスペースもないし、車イス用のトイレもないし、エレベーターも止まらない。人員も最小限。サービスを削ることで料金を下げようとしている。

 

料金はかなり高額だが、それは料理のための料金。払う金が高いからといって、高級なサービスを要求するのが間違っている。高級なサービスを求めるならば、そういう店(ホテル内など)に行くべきだ。レストランについてのリテラシーがないことが問題。

 

比喩で言うと。「この車はオートエアコンでなくマニュアルエアコンですが、価格はお安くなります」と言われて安く買ったあとで、「エアコンがオートじゃないぞ」と文句を付けるようなものだ。最初の選択をミスったのは自分なのだから、店に文句を言うのは筋違い。次はきちんと金を払って、望む品質の車を買うべきだ。

 

身障者差別の問題にしてしまっているが、そうじゃない。サービス料を払わないことを前提としながら、サービスを寄越せ、と難癖を付けているのが問題。タダでサービスを買おうとしているケチ根性が問題。「身障者だから特別サービス無料で受ける権利がある」と考えている殿様精神が問題。

 

次回からサービス料を払って、サービスを売りにしている店に入ってください。「エレベーターはない」と明示している店に行って、「人間エレベーターを寄越せ」と要求するなんて、どれだけ王様なんだか。

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