2013-05-07

今回のgunosy炎上の一番の問題点

今回のgunosyの一番の問題点は、悪意が感じられたという理由で自社批判の記事を手動で検閲してしまったことだ。

彼らは悪意があるかどうかをどうやって判断したのだろうか。悪意があるかどうかは主観の問題でその判断は極めて難しい。そもそも、悪意の混じりっけゼロの批判なんて探すほうが難しいだろう。

今回は自社批判の記事を手動で検閲しただけだからまだ良い。しかし、彼らは特定の政党を批判する記事を外すこともできてしまう。広告料を払った企業の批判記事を検閲することだってできるだろう。

そして、彼らはこれらのことをやりかねないという前科を今回つくってしまった。自分たちへの不利益となる情報は載せないという選択を安易にとることで。

彼らは情報を選別するものとして、踏み越えてはいけない一線をいとも簡単に踏み越えてしまった。

gunosyは自社批判の記事を検閲したことについて素直に間違いを認め、二度と行わないと言っている。しかし、彼らは禁断の蜜の味を知ってしまったのだ。

今の時代情報を握れるものは強い。人も金もどんどん集まってくる。悪魔の囁きとともに。

から僕は恐いのだ。一度知ってしまった蜜の味はもう二度と忘れることはできないのだから

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん