2013-05-05

大学研究室で同期だった皆で会食を。

先月携帯に見慣れない番号から着信が届いてた。

三年ぶりに聞いた、大学時代の知人の肉声だった。

『ご無沙汰しています。Nです。突然なんですが、GW研究室の同期で一度集まろうと企画しています。連絡下さい。』

急いで折り返し電話をかけると、知人

メアドが繋がらなくて困ってたんだとぷんぷん怒りながらも連絡がとれたことを喜んでいた。

わざわざ連絡先を探してくれた労と再開を喜ぶ気持ち、そして切れてなかった縁に、じんわりと心があたたかくなるのを感じてた。

そして、昨晩がその日。大学研究室で同期だった皆で会食をした。

焼き肉屋の暖簾をくぐるとすでに研究室メンバー8人全員が揃ってた。

『久しぶり』『変わってないね

時間ギリギリだったにも関わらずかかる声は明るくて、お座敷にさっと出来たスペースの気遣いが嬉しかった。

一番来ない人だと思ってたと絶句してた人もいたけど、後で話したら悪い気持ちは含まれてなくて純粋に驚いてたみたい。

くったくない会話で近況を語り合い、時折上がる歓声に、人見知りの私の心がどんどん溶かされていくのを感じてた。

木曜日の4限と5限、肩を並べて勉強してゼミ合宿論文の輪読、あのときいつも傍らにいたのはこの人達だったんだ。

そのことを改めて思い出したら、泣きそうになっておしぼりで咄嗟に目もとを拭ったら隈取りみたいになって、姉御のA嬢に化粧室に連れていかれた。

前は立場が逆だったのにな。えづいた彼女を慌てて化粧室に連れていったら、あとあとおめでたって分かったんだっけ。

あの娘は元気?と聞くと携帯幸せスライドショーが始まった。

お酒と食事を堪能した後、ダーツバーに行ってお開きになった。

一本締めをKから、とドSのA君に振られたK君はN君の尽力に改めて感謝してた。

私たちもつられて頭を下げて、動揺したN君が内心面白かった。

今日ホテルを借りてるんだというS君と途中まで一緒に帰った。

上京した時、N君の部屋に時々泊まるという彼から今日研究室メンバー全員が揃った理由を聞いてみた。

N君が水面下で、地方に行っちゃった他の人たちや音信不通になっていた人たち(主に私)と

連絡やスケジュール調整が出来るように色々頑張ってたんだと暴露話

集まることが出来てN君様々だなという彼に大きくうなづいて、仲の良さとお泊まりの実態を少し聞き出してみたり。

同期のT嬢をお持ち帰りするかもしれないか今日ホテルを取ったというS君の気遣い

また違った友情の形がそこにあるのを確認した。

話がちょっとしかったので、手を少し意識して振って別れた。

千鳥足で帰って、ソファ小一時間気絶した後、携帯を見たらなんか書いてた。

昨日は楽しかったな。今日楽しい休日が続きますように。また、お休みなさい。

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