「吉牛の玉ねぎは中国で生産してカットして日本にもってくるらしい」って聞いた。ほんとかどうかしらないけど。
そういえばコンビニのカット野菜も中国産だ。カットして詰めまくったら、輸送コストも下がるだろうし、どうせ中国産の野菜つかうならそのほうが理に叶ってる。
輸送コストと生産コストのバランスが取れてる限り、すべての商品は国外で安く作られるようになるってわけだ。石膏ボードは原価が安価で殆ど輸送コストだから、日本の各地に工場があって消費地近くで作るらしい。似たようなのは飲み物とか生鮮食料品か?でも生鮮食料品も保存技術あがれば日本の外で作ってもってくるようになるよね。
ってなると次に下げられるのは輸送コストってことになるのか。でも輸送という仕事は当分国内でもなくならないだろうな。海外で作っても日本で消費するかぎり運ばないといけないし。
地方に住んでる事自体が日本に不利益だ、みたいな地方を批判する人最近目につく。自分自身地方に住んでるからこの手の言い分はあんま気持よく聞いていられないんだけど、本気で東京以外に住むやつは損しか生んでないって言う奴いるからなー、うちも自治体収支ワースト側だしおもいっきり反論はできないんだけど人の住む所ってそういう理由だけでどうにかできないだろ。
自分はプログラマなんだけど、この仕事も国外にでていってるわけで、いずれは国内に仕事なくなるんだろうなーって思ってぼんやり考えてる。
デザインなんかも変わりがきかないほどのデザイナーじゃないかぎり国外になっていくんだろうな。漫画家や小説家みたいな製造ではなく創造をする仕事は代わりがきかないから国内の人がやるだろう。でもアニメを作る下の現場は国外に既になってる。デザインも同じ事か。製造か創造かという。
直接人とかかわる仕事はなくなりそもうないけど、販売はあやしい、Amazon や他の通販に吸われてるし。ってなると、殆どすべての仕事が日本からなくなっても日本に人が済んでいたら存在してる仕事って、創造をする代わりのきかない仕事、公務員、道路水道ガスのインフラ系、建築とか、直接なにか提供するサービス業、運輸旅客、それらの仕事のための管理と創造をする仕事、うーん…報道、広告は無くなりそうでなくならないと思う。
って考えてたら友人のこと思い出した。
そいつは、高校卒業して運送会社に務めて遠距離トラックで頑張りながら貯金して自分のトラック持って、結婚して、子供二人いるんだけど最近すごく勝ち組に見えてる。自分普段あまり勝ち組負け組って考えないし、そういう言い方好きでもないんだけど他にいい言葉が見つからない。劣等感じゃなくてなんか単純に、みんな老人になったころに一番幸せそうなのはあいつなんじゃないかなーって。まだ 19 の頃、何度かトラックに一緒に乗せてもらったけど、ものを届けること、ライフラインに関わってることの大事さをすごく自信もって話してくれた。あのころは、そんな泥臭い仕事って馬鹿にする人もいたけど、今思うとあれはつえーなーって感じ。
なんか話変わっちゃった。
結局さ、自分のやってる仕事が世界の何かを幸せにすると思えないと限界のところで気が続かないんだよね。俺かっこいいーってならない。やっぱさー俺かっこいーこの仕事してる俺かっこいーって思えないと、なんかスカスカになってく。自分なにやってんだろって。
そしたら多分自信もって、自分にこそ出来る仕事だから自分に仕事くれって高い金要求しながら胸張って言えるようになると思う。そらー集団で何か作るには突出した能力だけでどうにかなるものじゃないけど、そういうんじゃなくってさ、誰かと仕事するからって、仕事の質落として、平均的な "ライン製造" に貶める必要はない。
プログラマだって本質的には創造をする代わりのきかない仕事でもあるはずで、でも仕事でそう思えるにはきっとどっかのミスを喜んで隙間から吸い取るような考えの社長の元でしょうもない当て逃げの企画をやってるよりは、世界の何かを幸せにするような胸はっていえるものにかかわったほうが、胸はって金くれ俺だからやるって言えるよなって。
モヤモヤ考えてた。
そろそろ転職かなー