http://anond.hatelabo.jp/20130222222510
いや文章みるにつけ君の方がずっと稼いでるようではあり、そんな私が共感するのも変な話ですけど。
で、嫁さん妊娠中はそんな空気の中に私もいたんです。 まだ1年前くらいか
「まぁ生まれる前だが生命保険にも入っておいたし、いきなり死んでも大丈夫だよな。いやとりあえず死にたくはないけど」
が、生まれてしばらくすると「おぉっと」「あひゃー」な感じでした。
新生児のウンチって水っぽいんですけど、ウンチの海の中で足をばったんばったんしたりするんです。
「うわ、どこから手をつけたらー、あぁぁあ」とか
噴水のように母乳を吐き出したらとかでも「あぉあ?!わー!」とか声出したり。
自分はどちらかというと引きこもり傾向であり、理系で無口な人間なんですけど、
「あぉあ?!わー!」とか言う日が来るなんて思ってませんでした。 新鮮な自分の一面。
昔は「女に金つかうくらいだったらメモリ買った方がいいよね」って飲み屋で言うタイプだったのに。
それと男性にもよるのでしょうが、私は出産直後は父親になった感覚が全くありませんでした。
一方、嫁さんはというと出産直後からなんか妙な感じで、自分の変化にそわそわしてましたが。
男性は父親になった感が得にくいので、その辺の男女間ギャップはあると思っておくと良いかな、と。
出産直後は赤子観点でもあまり男女の区別がついてないんで、父親にもすがってくる(というか男と認識してない風である)のですが、
数週間たつと「母親にべったり」になります。 母親しか見てない、みたいな。
試しに「母親との間に入ったら視線もらえるかなー」と思って二人の間に入ってみたら泣かれました。
そんなに見たいの? と。 お前インプリンティング中か、と。
「この野郎、俺が男だと気づくようになったな」と。
父親観点では大変しょんぼりする期間ですが、母親を褒めたらいいかなと思います。
今の社会って結構いびつで、女性が「母親であるというだけで褒められる」なんて空気はなくなりました。
なんかこう男女共同参画社会基本法以降「母親かつ仕事も正社員で」みたいな風潮が作られてきました。
女性はそういうロールモデル観の中にいるので、育児だけだとなかなか自己肯定感が得られません。
「でもまぁ、赤ちゃんの体重が増えてれば成果として捉えていいんじゃない? 割と計測しやすい成果でもある。
みたいな感じで彼女の自己肯定感を増やしてあげられたらなー、と他人事ですが思ったりします。
「母親超ラブ期」は父親観点ではしょんぼりですが、女性の「母親としての自己肯定感」を増やすフェーズとして利用できて良かったな、と今では思います。
男女の違いがはっきり現れる時期であり、母親としての嬉しさ、誇りみたいなものを得やすいタイミングかな、と。
更にしばらくすると子供観点で父親は「なんか面白い/新しい事をやる人間のようだ」みたいな認識をしてきます。「お? またお前か。なんか新しい事する?」な目で見てきます。
「お母さんといると安心できるけど、お父さんといると楽しい」みたいな。
この段階になって、私は自分もまぁ父親になったのかね、って気持ちになってきました。
別に嫁さんに「俺は父親になった気がしないんだー!」と宣言する必要は全然ないのですが、まぁタイムラグありますよ、と。
「母親ではない者が、母と子にどう向かうのか」って観点で描いているマンガって少ない。
絵柄はアレなんですけど、これを読んでおいて良かったなと思いました。
産後の母子密着によって徐々に母親が壊れていく過程が良く描かれていたと思います。
(登場人物が姉妹なのは、男女の話にすると、描きにくいというか、汚いというか、四年生、五年生みたいな話になってしまうからかな、と)
というか正確に言うと、来るとは思ってなかったんだけど、その日が来たら急にそう思えた。まあまあ平凡に暮らしてきた。仕事も大変だったりしたけど、今現在、健康に暮らしている...
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そうそう。贅沢しかすることないような人はガンガン子供作ればいいと思う。 そもそも社会的に勝ちとみなされることが目的なんだから、子供を産んで幸せな家庭を築くことは完全に動...
ちょっと、もう死んでもいいとかバッカじゃないの?!あんたは生まれてくる子供を守って育てて、しんどい思いたくさんして、ようやく子供や孫に囲まれながら死ぬの!