2013-02-10

美しくて可哀想な水商売女友達

色々考えたあげく、個人情報保護観点から、この話は匿名投稿することにした。

なぜなら、私の友人は、水商売の女だから

はじめに断っておくと、私は、彼女のことをとても可哀想だと思っている。

そして、その美しさに、結構嫉妬している。

でも、それは、愚かなことだ。

だって、私はもう、彼女がどんな人かを知っているのだから

私は、水商売というものに馴染みのない普通女性だが、一般に、モテる女には二種類いるのではないかと考えている。

それは、とても可愛くてそこそこ愛嬌のある女か、そこそこ可愛くてとても愛嬌のある女だ。

そして、とても可愛くてとても愛嬌のある女というのは稀だ。

でも、友人のひいき目もあると思うけど、私の友人(仮にMとしよう)は、その両方を併せ持ってる。

これは、本当に珍しいことだと、彼女に会って私は驚いた。

ここまでの話を聞いて、どうか、なんてくだらなくてつまらない話なんだろうと思わないで欲しい。

この話にはちゃんと、オチがある。

彼女現在生活保護なのだ

ハーフとして生まれ、幼い頃から男に不自由せず、銀座の高級ホステスになり、若くて経済力のある男と結婚し、離婚した。

そして、現在ほとんどなにも持っていない。

そしてさらに悲しいことに、彼女はまだ30代で、以前として美しく、優しく、そして生活保護なのだ

なんでこんなことになってしまったのだろう。

ただの美しい幸せな女なら、私だって無視するけれど、そんな彼女生活保護だとなると話は別だ。

私は彼女に興味を持った。

そして、あくまで、普通女友達として、彼女に近づいてみることにした。

もちろん、出会ってすぐに、「どうしてあなたみたいな人が生活保護なんですか?」なんてことは聞けないので。

何回かお茶をしたり、出かけたりするうちに、すぐに私は、彼女さりげなく「良いモノ」を着ていることに気がついた。

もちろん、ブランドロゴが全面に出ているようなヴィトンモノグラムや、街中でペットボトルを入れるのが不自然なほど高級なバーキンは持っていない。

でも、さらっと着ている白いワンピースクロエだったり、細いヒールのおしゃれな靴を何種類も持っていたり。

下手にお金のかかった服装より、グッと洗練されたスタイル。それが、彼女を眩しくみせる。

でも、私は彼女生活保護だと知っていた。

そして、一つの高級なバッグを毎日持ち歩くことよりも、気分に合わせて、すぐ廃れる流行ワンピースと、かかとのすり減りやすい靴をコーディネートすることが、非常に高くつくことを知っていた。

あなたの部屋には、どれだけのお洋服がつまった素敵なクローゼットがあるんでしょう?」

私は、その質問をぐっとこらえて、雑誌で仕入れたおしゃれの話をするフリをしながら、さりげなく本当に聞きたいことを聞いていくことにした。

何回か深く話し合ったのちに、色々なことがわかった。

やはり、多くの生活保護が当然そうあるべき姿そのままに、彼女は、不幸な生い立ちを抱えていた。

幼い頃から田舎の街で、ハーフ女の子として疎外感を味わっていた。

また、大学に入る前から水商売で親の借金を返すことを強いられていた。

そして、東京に出てきた大学生の頃から銀座の一流ホステスとして働くだけの才能があった。

日常的で派手なお金の流れとストーリー

でも、私には、なんだかドラマに出てきそうな話だなと、ぼんやり想像するだけで、全く共感することができなかった。

だってなんだか、彼女は、不幸も含めて、特別な女の子だったんだなって思っちゃったから。

どんなに、一流クラブ過酷世界なのかを聞いても、いまいちピンとこなかった。

しろとてもイライラした。

なぜか?

もし彼女が、非常に成功した水商売の女で、その資金を元になにか事業を始めてさら成功し、現在は同じように金持ちの優しい旦那様と幸せ結婚していたら、私は彼女を祝福できたと思う。

だって、それなら素直に羨ましがることだってできるし、私ももっとしかったら違った人生もあったのかもね、なんて冗談をいうこともできた。

私が怒っていたのは、嫉妬とは全く別の理由だった。

その気持ちを率直に表現するとこうなる。

「どうしてそれだけ特別な扱いを受けて、現在あなた生活保護なんですか?」

「どうしてそれだけ美しく生まれて、たくさんの男にちやほや愛されて、現在、誰も助けてくれる人がいないんですか?」

要するにこの女は、男に全て搾り取られたのだ。

性を売るのも大変結構だが、青春ほとんど全てそれに費やした結果、これからの長い人生で他に与えられるものがなくなってしまったのだ。

なんて悲しい!

そしてなんて馬鹿なの?

私は、彼女が憎い。

いくら美しくても、いくら愛されていても、それが永遠に続くものではないことを、どうして誰も教えてあげなかったんだろう。

はいずれ老いる。

そして女の肉体的な美しさのピークは、せいぜい、まあ、20代くらいじゃないの。

最近いくらアンチエイジング流行っているといえども。

とにかく、一生、自分の美貌だけで食べていくのには無理があることに、もっと早くに気づいてくれないと、困る。

もっというと、あなたがそんな風に美しさと優しさを安売りしてしまうと、私達が、恋愛を我慢して、努力して仕事勉強をしている、たいして可愛くもない私達が、結婚できなくなってしまう。

だって、こんなの反則だもの

一人の美しい売春婦が、幼い頃から不安を抱えた少女の頃から、ひたすらそのための技術を磨いてくれて、一生懸命尽くしてくれて、そして30代になったら自由にポイできるんですってよ。

そりゃ、ちやほやしてくれる男は、たくさんいるでしょう。

私は、恋愛をたくさん諦めてきたから、あなたがどれだけ魅力的な女なのかということが、とってもよくわかります

特にセックスに知識はいらないんです。

もっというとお金もいらないし、愛も必要ないんです。

肉体があればいいんです。

これだけ、色々な情報が溢れている現代で、それに依存してしまったあなたは、どのような理由があれ、おバカさんです。

それにも関わらず、私は、あなた幸せになって欲しかった。

例え、あなたが私の敵だとしても。

現在彼女には、何人かパトロンがいるようだ。

まり水商売以外の仕事をしたことは、ほとんどないので仕事はできないようだが、わずかながら、個人的にお金をくれる人がいるようだ。

それはいけないことだと思うけれども、でもじゃあどうすれば彼女は更正できるというのか。

私は、友人として、出来るだけ彼女に厳しく接しようと心がけ、これ以上社会に負担をかけないために、どのようなアドバイスをするべきかをいつも考えているけれども、よくわからない。

から生き方を変えるには、彼女は歳をとりすぎた。

かといってこの人を殺すこともできない。

どうすればいいのだろう。

私は、甘すぎますか。

  • 下衆い。君が。 気持ち悪いからその女友達から離れてやれ。 その女友達の不幸の原因は、君みたいな下衆を近づけてしまう脇の甘さだよ。

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  • そういう女性を風俗で抱いたので当人を説教せずにここに投下することにしたんですね、おっさん。

  • そして、その美しさに、結構嫉妬している。 これに集約されている気がする。 美しくてうらやましい。 美しい人がそれのみを武器として男をはべらかすと、 自分に男が回ってくる...

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