風邪で家に閉じこもっていたが、お昼時なので、久しぶりに外で弁当屋に行くことにした。そこの弁当屋は、本来外で待つタイプなのだが、「寒いでしょう」と、中にまで入れてくれた。素晴らしいサービス精神。
気分よく家に帰ろうとした帰り道、突然、「信号赤ですよ!」と呼び止められた。交番の目の前の警官だった。一応、横断歩道ではあるが、住宅街からの一方通行の出口。明らかに車の気配はない。お陰で、飯もちょっと冷めてしまったし、寒い中しばらく待たされた。
風邪の自分をあたためてくれた弁当屋と、風邪の私を苦しめて喜ぶ警官。
自分は、子供の頃から身体が弱かった。ひ弱だとか言われ、マラソン大会とかを体調不良で欠席すると、ズル休みだと叩かれた。だから、勉強で食っていけるように、いい大学に入って、今の学歴を手に入れたのだ。身体の強い人間とは、上手く住み分けできたと思っていた。それなのに、なんだ。公僕たる警官は、この歳になってもなお、私を迫害するのか。
警官に信号無視を見過ごせって言うのか。 それも「信号変わるまで待つのが嫌」なんていう 子供でもいわないような理由で。
「公僕」とか「血税」とかいう言葉を使いたがる人ほどアレ、というサンプル。
風邪の私を苦しめて喜ぶ警官。 あんたはなんで警官が喜んだと分かったの? 警官はなんであんたが風邪だと分かったの? あんたはエスパーかなんか? 普通の人間はその人が内心ど...