今回の話には直接関係がなかったので省きましたが、その後、奥さんは子供が小学生の時、病気で亡くなったそうです。
旦那さんは、育児を頼める人間が周囲におらず、その時の仕事を続けることが難しくなったため、タクシー運転手に転職したそうです。
タクシー運転手はハードワークですが、仕事明けの日は子供と一緒にいる事ができるし、休みを調整する事もできる(売上がある程度あれば)という事でした。
印象的だったのは奥さんが亡くなった後、子供に「父さんは他の父さんとは違う」「間違ったことをしたら女であれ殴る」といったそうです。
結局、殴らなかったそうですが。でも、そう言っておいたのは良かった、とも言ってました。
「もう最近はね、娘らは働いてるし。『家にいたら結婚が遠のくから出てけよ』って言うんですよ」
「でも、なんか私の体とか気にしてくれて」「ま、一人暮らしは金がかかるからかな。でもいいもんです」
みたいな話が出て、目的地に到着。
その後、奥さんは子供が小学生の時、病気で亡くなったそうです。 つまりその運ちゃんのやり方が正解だったかどうかは分からずじまい、って事だよね。 娘だって父親しか頼れるもの...