生まれて初めて別れた女の子とセックスした。別れた後もたまに電話したりで、良い友達と言えば友達だったが、昨日"寂しい"と電話がかかり、彼女の家にお邪魔して。
別れた後の「良き友人」の関係を続けていきたかったので、当初セックスを想定していなかったし、相手もそう考えていたようだ。半日以上相手の家にいて、映画見ながらベタベタしながら気怠い時間が流れてて、慰めてるだけだった。でも二人とも寂しさと雰囲気に負けた。いや俺が悪かったんだけど。
お互い若干の戸惑いを抱えたまま挑み、思った以上に淡々と済んでしまった。終わった後に虚しさを覚えたわけではないにせよ、明らかに以前のようなテンションは出せず、"好きって何なんだろう"という、中学生みたいな感情を抱えたまま、それでいて一気に歳をとったような感覚で以下のコピペを思い出してた。
付き合い始めてしばらく経っても、セックスの前にはデートしたほうがいい。
っていうか、相手の「公的な姿」をお互い見てからセックスしたほうがいい。
相手の家に行って、部屋着のままの相手と最初っからセックスするのとか、慣れるとやばい。
セックスの貴重さとか大事さとかが地に落ちる。相手の裸の価値も落ちる。
なんていうか、はいはいチンポチンポ、おつかれ、みたいな投げやりな気分になる。
どうでもいいセックスだったらしない方がいい。オナニーのがよっぽどいい。
セックスは頻度減らしても質を重視したほうがいい。主食じゃなくて嗜好品だから。
今の僕は、今の彼女の「公的な姿」を知らない。僕が今知っている彼女は、部屋にいた気怠い彼女だけだ。それは以前の彼女でもあるが、同時に以前の彼女ではない。
好きなのか好きじゃないのか、良いのか悪いのか、重力に縛られながらも、それでもある程度地についていた自分の感情や観念が一気に重力から放たれて不安定になったような、何もかも不完全燃焼な感情だけが残った。誰かにとても話したいけれど、嬉しいとか悲しいとか腹立たしいとか、話す"主体性"が無いのだ。例えるなら、無重力下でコップからフワフワ離れていく水を見てるかのような、現実感があるような無いような、不思議な感覚。
ただ改めて感じたのは、寂しさの特性は鬱に良く似ていて、強烈に伝播する。そして痛いけれど何処となく気持ちいいからタチが悪い。
そもそもなんで別れたの? お互い別のパートナーはいるの?
何で。まぁ大した理由ではないんですけど、 僕は僕で少し大雑把過ぎて、彼女は彼女で少し神経質過ぎて。 彼女の束縛の強さに耐えられなくなったっていうか。 街を歩いてて、「女の...
何で。まぁ大した理由ではないんですけど、 僕は僕で少し大雑把過ぎて、彼女は彼女で少し神経質過ぎて。 彼女の束縛の強さに耐えられなくなったっていうか。 街を歩いてて、「女の...
子持ちのおっさんからすると 独身時代の「別れる」ってのはすごい権利だと思うし 同時に自分と他人の距離感を知るためのいいトレーニングの機会だと思うわけです。 あまり「いい・...