2012-12-07

盧武鉉大統領在日批判発言を検証してみた。

韓国 盧武鉉ノムヒョン)前大統領言葉

「異国で国籍を死守することがいいとは思わない、同胞にはその社会で貢献して欲しい」

韓国戦争から逃げた連中が、祖国統一を口にするのはおかしな話だ。

日本には弾は飛んでこないだろう。僑胞(キョッポ)にそんなことを言う資格などない。」

「 私は僑胞の連中を信用などしていない。

徴兵の義務を負わないくせに韓国人を名乗り、 日本選挙権を求める。馬鹿げていないか

まりは、いいとこどりではないか

私たちが苦しい思いをしていた頃、僑胞の連中は私たちよりいい暮らし日本でしていたのだ。

僑胞僑胞だ。韓国人ではない。」(03年6月の訪日時TBSテレビ番組より)

以前にもこの発言は捏造ではないかと言うのを書いたけど、今日暇だったので自分で調べてみたところ完全に捏造だと分かったので、デマがこれ以上拡散しないためにも改めて注意喚起

そして、どのようにデマが広まっていったのかを検証してみた。

このコピペの「03年6月の訪日時TBSテレビ番組」とは具体的には2003年6月8日放送の「報道特集SP百人百熱 韓国盧武鉉大統領 本音で直接対話」という番組のようだ。

番組HP上に掲載されていた盧武鉉大統領の発言の書き起こしは下記のようになっている。http://megalodon.jp/2012-0225-0000-46/www.tbs.co.jp/skorea_president/topic4_2.html

質問者(男) 私は在日韓国人ですが、今まで日本社会から色んな物を受けて育てて頂いたと思っているんですが、将来はそれを自分が今まで受けた物を日本社会還元していきたいと思っています。それがひいては韓国日本そして北東アジア、ひいては世界平和と繁栄に貢献できると思いますが、それに対して大統領感想をお聞かせ下さい。お願いします。

大統領 これまで韓国人海外に出て、非常に多くの人々が海外暮らしました。我々が幼い頃、ユダヤ人やそして中国には海外暮らしていても、国籍を捨てず、そして言葉を捨てず、また家族文化を捨てないというような事があり、それは非常に良いことであるといった教育を受けました。そしてそれが非常に良いことであると考えてきました。しかしながら世の中は変わっていきながら、世界が一つに統合していく過程の中で、必ずしもその国籍を守るということが称賛をするようなこと、称えることだけだと思いません。

どのような国の人でも自分の国の文化の誇りを捨てないにしても、現地の文化そして体制に適応して、またそこでその社会の一員として定着して、その社会寄与することは非常に重要なことであります。したがってその李君がそのように話しをしてくれたことは、非常に進歩的な考えであると思います自分民族的なアイデンティティーは保ちながらも、この現地の一員として適応し、貢献していく考えはその二つの共同体を一つにつなげることのできる力になり、また架け橋になれるだろうと思います。私はその様な考えを持っており、国籍問題に対しても、もっと自由に考え、それで二つの民族をお互いに一つにつなげていく架け橋として、日本にいらっしゃる同胞の皆さま方が大きく寄与できるような、できたらという考えが良い考えだと思います

加藤アナ大阪) 李君、大統領のお答えいかがですか。

質問者(男) 誠実に答えて頂いて、有り難うございますカムサハムニダ

加藤アナ大阪) はい未来を支える高校生から質問でした。

見て分かるように、「異国で国籍を死守することがいいとは思わない、同胞にはその社会で貢献して欲しい」に相当する発言はあるが、コピペのように在日を敵視した発言はしていない。

2ちゃんねるには放送当日の23時にコピペが投下される。(元々有ったコピペに追加されたものかも)

http://logsoku.com/thread/academy2.2ch.net/gogaku/1049668145/ (レス番号75)

http://www.logsoku.com/r/21oversea/1047336497/ (レス番号73)

75 : 名無しさん@3周年[] : 投稿日:2003/06/08 23:09:00

◎歴代韓国大統領政府関係者在日同胞政策

○李東元外相韓日条約の締結に際して(65年)

在日同胞はいずれ帰化する運命にある」「在日本国千万犠牲になれ」

○金鐘泌首相-現首相代行代表(79年)

在日2・3世は完全に日本人となって日本同調する社会人として生きることが望ましい」

全斗煥大統領(84年)

「みなさんが日本国籍をとられたことについて、なにも恥じることはなく、

 主体性の問題にも関係がないと思います在日同胞は、住んでいる国にしたがって日本人

 アメリカ人アフリカ人とならなければなりません」

盧泰愚大統領-90年5月の訪日時

日本は兄の国、韓国は弟の国。劣ったものは力の強いものに対して嫉妬や羨望の感情を抱きやすものだ」

○91年問題での韓国政府担当者

「3世といえばもう日本人。彼らの問題をいつまで韓国政府が取りあげなければならないのか?」

そして…

盧武鉉大統領 03年6月の訪日時 TBSテレビ番組

「異国で国籍を死守することがいいとは思わない」

「同胞にはその社会で貢献して欲しい」

※きみん 【棄民国家保護から切り離された人々。


ただし、この時は実際の発言を要約した最初の1行目だけで、それ以降の在日を批判する文章は無い。

捏造された発言が追加されたコピペの初出は2004年3月10日番組放送から半年以上経ってからである

http://logsoku.com/thread/ex.2ch.net/korea/1076137626/

164 : マンセー名無しさん[] : 投稿日:2004/03/10 16:58:00 ID:IwGuoVRP [1/1回]

○李東元外相韓日条約の締結に際して(65年)

在日同胞はいずれ帰化する運命にある」「在日本国千万犠牲になれ」

○金鐘泌首相-現首相代行代表(79年)

在日2・3世は完全に日本人となって日本同調する社会人として生きることが望ましい」

全斗煥大統領(84年)

「みなさんが日本国籍をとられたことについて、なにも恥じることはなく、

 主体性の問題にも関係がないと思います在日同胞は、住んでいる国にしたがって日本人、 アメリカ人アフリカ人とならなければなりません」

盧泰愚大統領-90年5月の訪日時

日本は兄の国、韓国は弟の国。劣ったものは力の強いものに対して嫉妬や羨望の感情を抱きやすものだ」

○91年問題での韓国政府担当者

「3世といえばもう日本人。彼らの問題をいつまで韓国政府が取りあげなければならないのか?」

盧武鉉大統領 03年6月の訪日時 TBSテレビ番組

「異国で国籍を死守することがいいとは思わない、同胞にはその社会で貢献して欲しい」

韓国戦争から逃げた連中が、祖国統一を口にするのはおかしな話だ。

日本には弾は飛んでこないだろう。僑胞にそんなことを言う資格などない。」

「私は僑胞の連中を信用などしていない。徴兵の義務を負わないくせに

韓国人を名乗り、日本選挙権を求める。馬鹿げていないか。つまりは、

いいとこどりではないか私たちが苦しい思いをしていた頃、僑胞の連中は

私たちよりいい暮らし日本でしていたのだ。僑胞僑胞だ。韓国人ではない。」

その後、2ちゃん内で韓国在日関連のスレなどにポツリポツリとコピペされて行く。


Wikipediaには2005年4月4日 (月) 18:07‎ の版で初登場する

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%9B%A7%E6%AD%A6%E9%89%89&oldid=1670491

2003年6月6日から9日まで権良淑夫人とともに国賓として日本訪問。この際筑紫哲也司会のTBSテレビ特別番組に出演し、日本の一般市民交流を持っている。その時、在日韓国人について「異国で国籍を死守することがいいとは思わない、同胞にはその社会で貢献して欲しい」 「韓国戦争から逃げた連中が、祖国統一を口にするのはおかしな話だ。 日本には弾は飛んでこないだろう。僑胞にそんなことを言う資格などない」「私は僑胞の連中を信用などしていない。徴兵の義務を負わないくせに韓国人を名乗り、日本選挙権を求める。馬鹿げていないか。つまりは、いいとこどりではないか私たちが苦しい思いをしていた頃、僑胞の連中は私たちよりいい暮らし日本でしていたのだ。僑胞僑胞だ。韓国人ではない。」と、韓国政府が行ってきた在日韓国人棄民政策継承する考えを表明している。

これが2ちゃん外部のサイト最初デマが掲載された事例のようだ。

・その4日後に質問サイトOKWAVE質問に該当部分が引用されて回答される

http://okwave.jp/qa/q1317796.html

以後、知恵袋等の質問サイトコピペブログに拾われるなどして「発言は真実」として爆発的に広まっていく。

しかし、広がっていく過程で誰もデマであるということに気付かなかったのか?というとそうではない。

Wikipedia上では、掲載から2ヶ月後の2005年6月26日 (日) 08:53‎の版でデマである可能性が指摘されている。

http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E7%9B%A7%E6%AD%A6%E9%89%89&oldid=2195139

この後、版を重ねる内にデマの部分がそっくり削除されてしまったことが拡散に歯止めを効かせられなかった要因の一つではないかと思う。

さらに、質問サイトでも2009年にはとっくにデマである指摘がされていた

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5165119.html

にも関わらず、2012年も終わろうかという今日でも、この盧武鉉発言を真実かのようにコピペデマ拡散し続けられている。

この記事を読んでくれた人の中にも、デマだと知らずに信じてしまっていた人はいませんか?


デマ検証もされないままセンセーショナルさだけで次々と広まっていく様子を見て「ネット真実」と言って簡単に信用してしまうことの危うさを再確認することになった。

今後は、デマを見かけたらこのURLを貼って行こうと思う。

それによってデマが終息するのかを今後見守ってみたい。

皆様も後々情弱と罵られないように「他人の言葉は信じる前にソース確認」これを忘れないようにしてください。

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