2012-10-07

ジョブズ一周忌の今、我々がなすべきこととは

代替医療の危うさの再認識ではないだろうか。

膵内分泌腫瘍の発覚したジョブズは、スピリチュアル依存した結果、手術を9ヵ月遅らせた。

その愚かな、本当に愚かな選択が、あと30年はあったであろう彼の寿命を8年に縮めてしまった。

 

ジョブズらしい、とこの行為を評する向きもある。そんなバカなことがあるか。

癌治療の選択という一点においては、彼はスイーツ女にも劣る判断力のなさ、思慮の浅さを露呈し、醜く死んでいった。

 

確かに現代医学完璧とは程遠く、美しくもない。

死屍累々試行錯誤を、統計学の力を借りてなんとか学問らしくしているだけにも思える。

 

それでも高度な教育を受け論理的思考を身につけた多くの学者が、

最も有効と思われる方法を探そうと暗闇の中に日々努力した結果が今の医学なのだ

いち人間やいち集団の唱える民間療法とは情報の質において一線を画す。

 

人類が手にしているちっぽけな医学上の証拠は、名もない数百万、数千万人の命の上にできている。

それを軽んじて良い結果が出ると思うほうが、誤りなのだ

  • http://anond.hatelabo.jp/20121007222059 どうでもいいけどこういう長文系の馬鹿ってどうして「~ではないだろうか」とか 格好つけた文章にするんだろうね。

  • アップル製品はありがたく使ってるけど、ジョブズ教信者の気持ち悪さは目に余るものがあると思う。

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