2012-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20120910014059

いつか滅びる日が来るのだとしてもなるべく長生きさせなければいけない。

変体仮名もなるべく長生きするべきだったが寿命が来てしまったというだけだ。

外来生物が侵略してきて土着の生態系が壊され既存生物種の個体数が減ってきたら、

その外来生物駆除して個体数を減らし、生物多様性を守らなければいけない。

競争させる中で既存生物種あるいは外来生物が新たな進化を遂げることもある。

それでも淘汰圧に耐えきれず絶滅する生物種もいるが、

抵抗する過程で勝ち得た進化の智恵は残された生態系にも受け継がれる。

結果的に滅びたとしても、

「滅亡を防ぐために努力した」のと「滅亡を防ぐための努力をせず滅びるがままに放置した」のでは、

その後の世界の様相はまるきり異なるのだ。


陸上を最も速く走る動物チーター。最高時速110km/h。

その次がチーターの餌であるガゼル。最高時速90km/h。

彼らの驚異的な脚力は、彼らの先代が何千何万年にわたる過酷な生存競争を生き抜く中で淘汰と進化を遂げて勝ち得られた努力の賜物だ。

もしチーターが全滅していたらガゼルはここまで速くならなかった。

ガゼルが速くなったから、ライオン腕力を発達させ、ハイエナは顎の噛む力を強力化して、チーターが捕ったガゼル横取りする力を身に付けた。

ライオンが強くなったかキリンシマウマは反撃するためにキック力を鍛え、象は重量化した。

さらシマウマは色覚のないライオンの目くらましをするために白黒の縞模様を身にまとうようになり、

おまけに偏光効果を持つ縞模様はアブを寄せ付けさせない役割も果たすようにもなった。

単独での狩りが難しくなったライオンは群れで狩りをおこなうようになり猫科動物でも特に社会性ある動物になった。

どこで誰が誰からどのような恩恵を受けているのが分からないのが自然界であり、人間精神世界もそうだ。


人間はいつか死ぬが、いつか死ぬから今死んでもいいというなら今私たちが生きている理由も意味もない。

記事への反応 -
  • 英語なんか必要ない、というのは、大富豪で強いカードがなくても勝てるし、みたいなもの。 勝つって誰に? なにで?

    • たとえば大手商社なんて英語ペラペラは必修だしプラスアルファが無いと入れない。 元増田が一番世の中舐めてると思う。

      • というか、アンチ英語学習くんたちって基本的に英語が話せないっていうのは非常識だということがわからないんだよね。

        • 皆英語が話せると英語以外の言葉が滅びてしまう。 だから英語を話せない人も一定程度いないといけないのだ。 全員に一つの言語を完璧に習得させてはいけないのだ。

          • 一般人は英語で構わないよ。 日本語が滅びても問題ない。 お前、変体仮名読めるか?

            • いつか滅びる日が来てもなるべく長生きさせなければいけない。 変体仮名もなるべく長生きするべきだったが寿命が来てしまったというだけだ。

        • 別に英語アンチなわけじゃなく英語はペラペラだけど仕事は無い人たくさんいるし。 英語喋れたらスーパーマンになれる時点でそいつはある程度の学歴なわけだ。そんな都合の良い人間...

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