将来のエネルギー・環境政策に関する国民からの意見聴取会で、中電や東北電の社員が発言した問題。
会場の声みたいに「電力会社けしからん」ではなく、逆に「言論弾圧」「社員も市民の一員」と言う論調の人も少なくなかった。
そういう人は 例えば殺人犯の裁判員裁判で、裁判員に被告の親きょうだいが混ざってたらどう考えるんだろう。
「親族とはいえ市民の一員」と言って、意見を聞いて判決に反映させるべきだと主張するのか?
まあ現実には被告の親族や同居人は裁判員になれないんだけども。
政府はそもそも始めから、抽選の結果電力会社社員が発言者になることになった場合、拒否するべきだった。
ある問題について99%が賛成・1%が反対という世論があったとして、 意見聴取会だからといって両方の立場の人に発言してもらうというのがどうなのよってのもある。