2012-07-27

文楽復興

橋下は文楽台本が古いと評したそうだ。当たり前だ。

曽根崎心中は、原作西暦1700年頃の事件を当時の浄瑠璃作家が数カ月で物語にして書き上げたもの

時代に合わせて改変を重ね、今、やってる文楽脚本昭和三十年頃に作られたもの

同じ時期に起きた事件はといえば、赤穂浪士の討ち入りで有名な忠臣蔵だろう。

1954年に赤穂義士とか忠臣蔵花の巻雪の巻と言うタイトル映画が出ている、

不勉強なままに書いているが、その映画を見た人に言葉言い回しや当時流行りのギャグが通じるだろうか?

文楽の「脚本が古い」というのは、これと同じで300年前の事件を元に55年前に書いた脚本でそれを未だに公演している、というものだ。

しかも、曽根崎心中は世話物、要するに最近の事件をネタにした話だと言うから笑うしかない。

そんな能書きをはてな匿名でつらつら書いても仕方ないから、文楽復興させるアイディア無責任に語る。

まずは文楽の基本的性質から

[形態]

人形遣い人形を操る。一つの人形を三人で担当普通。ただし一人一つでも可。

三味線音楽担当。笛や太鼓などの和楽器もあり。効果音もOK

・太夫が物語を語る。ただし複数の太夫の登板や交代もあり。義太夫節に乗せるのが基本だが当時の主流というだけなので現在新派が出てもいい。

ストーリー時代物(古典)と世話物(流行り物)流行ものは前述の通り、話題性があれば下種でもいい。想像可。

これを現代風に一新する。

人形は多関節人形に光や音を発する仕掛けをつける。(人形に吸わせた煙草から煙が出る仕掛け演出の延長)

三味線をメインに据え、必要効果音電子音をびしばし入れる。

・登場人物事に声優を据え、なるべく会話でストーリーを伝える。

・今なら、泣かせるものなら地震後の美談とか、世相に切りこむなら生活保護とか、下世話ならAKB枕営業とかを脚本にする。

どれも創世期から黎明期に「その時代にできる最大限の娯楽」を、

文楽家が血ヘドはきながら考えてきた延長線上で、現代だともっとできるというだけだ。

さらに一歩進んでみる。これは文楽を発展させるのではなく、文楽が目指した娯楽について。

人形を使ったものなら、人間が演じる芝居より役者を美形にすることも遥かに空想的な行動もできる。

 人形よりもこの目的を達成できる器があるなら、どんどん入れ替えるべき。

・様々なメディアタイアップが可能。広告効果を見込んでも可。

・様々な流派が色々な場所で演じることができた。今ならテレビネットをフル活用すべき。

この路線で考える。

人間限界を超えて演出が可能なのは映像技術しか二次元の絵やCGを基本にしたものならいくらでも創作が可能。

それをテレビネットを使って配信し、作品のファンを増やしてタイアップグッズも売る。

結論、アニメでいいじゃん。

さすがに人形でも浄瑠璃でなくてもいいというのは冗談が過ぎたので真面目に文楽復興案を考えると、

ローゼンメイデンでもやればいいのにな、と思う。

  • http://anond.hatelabo.jp/20120727110402

    スーパー歌舞伎ならぬスーパー文楽ってことになるんかね。 そういうのがないのは不幸だったのかも。 昔なら同時代の事件を脚本にするってことで話題性があったんだろうけど、今やテ...

    • http://anond.hatelabo.jp/20120727114558

      横だけど 三谷幸喜が作演の文楽をやるよ http://www.parco-play.com/web/page/information/sorenarishinju/   すべてがこうあれってことは絶対にないが 間口を広げるには有効ではあるよね

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