2012-06-04

http://anond.hatelabo.jp/20120604103956

その例が成り立つのは世の中にモノやサービスが満たされていない時。AもBも家を持っていなかったから、家を欲しがった。

それに対し今の世は、みんな家を持っているのにさらに家を作って無理矢理売り付けようとしているようなもの(家は単なる例なので「俺は持ってない」とかツッコまないように)。もちろんもう間に合ってるので売れないから、困った売り手は広告を作って欲しがらせて売ろうとした。そのために広告を作る仕事をする人が発生した。本来売れないものを売るための「営業」という仕事が発生した。

また、モノは売れないけどお金が欲しい人のために、「あとでお金をもらえる権利」というバーチャルなモノを作って売る人が発生した。そしてこれが案外一番儲かっていたりする。

さて、そのような商売ばかりになった世の中で、本当に「富」は増えてると言えるでしょうか?

そのような仕事は本当に他人にとって「価値」ある仕事でしょうか?

ちなみに日本のような先進国では人口の7割以上の人が上記のような「第三次産業」と呼ばれる仕事に従事しています

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