2012-04-04

とあるブログの読者だった。OL自虐的に日々を綴っている、エッセイ系のブログだった。

20代後半から30代前半という女性が揺れに揺れる時期を、精一杯の第三者視点で描いていた。何度も何度も泣かされた。

ある日、彼女ブログ書籍化を果たす。ブログに掲載されていなかったエピソードもあると聞き、超微力ながら売上に貢献した。3冊買った。1冊は借りパクされたままだ。

しかし、それで終わりだった。

彼女名前ハンドルネームからペンネームに変わった後に時々検索をするも、書籍化されたブログ本の特設サイト最上位に表示、という結果しか反映されない。

久しぶりに特設サイトへと飛んだ。トップページバナーがところどころリンク切れを起こしている。直リンクされていた画像が表示されていない。

読者プレゼントも絶賛募集中のままだ。絶賛応募できてしまう。しかし応募先のメールアドレスすら、今はもう稼働していないのだろう。

どのように辿ったかは忘れたが、彼女が今ブログを書いていることを知った。

喜び勇んで私は内容も確認しないままRSSを登録する。また彼女の読者になれるんだ。こんなに嬉しいことはない。

しかしそこには彼女自身の話題が書かれていない。芸能人離婚の話ばかりが丁寧な筆致で書かれている。

彼女なりの視点ではあったが、某巨体のオネエタレントテレビの中で怒りながら喋っていたような、そんな気もする内容だった。

私はあなたのことが知りたかった。

ブログ本後日談でもなく、さらに波乱万丈な出来事の実況でもなく、何事もない毎日を読んでみたかった。

ハッピーエンドの後に訪れるはずの、起伏のない日々を追いかけてみたかった。

RSSを解除することはない。私は読者である

芸能人離婚を語ることが、今の彼女に取ってなにかしらの必然があるのだろう。

読み続けているうちに若干話題に詳しくなってしまった。別れ話は誰のものであれ寂しいものだ。

今日も書き続けてくれて嬉しい。ありがとう

それでもいつか、見知らぬあなたの今を知りたいと願う。

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