僕が、日立のリクルーターのトレーニングを受けなかったのは、はっきり言って「使えない」と思ったからだ。
入社1年目と2年目選手がやってきて採用のことも知らないのに間違ったアドバイスやそれを行う正当な理由がないのにそれをさせることに大きな違和感を感じた。
基本的に何かをさせるのに「なぜならば」という理由がない。
でも、何かおかしいと思っていても就活生はそれを真面目に聞いて頑張る。
ワザワザ来てもらってる人間にいちいち理由を聞いてはいけない雰囲気がある。聞いたら聞いたで露骨に嫌な態度。
そして、皆改悪されていく。
彼らは就活生に正しいことを伝えようとい部分もあるのだろうけど、リクルーターしてるオレ何かかっこいーの状態であって就活生に正しいアドバイスなんかできちゃいない。
採用側の気持ちもわからないのにアドバイスをするなんて自分じゃ恥ずかしくそんなことはできない。少なくとも、こう思うからこうするのが有効だと思うぐらいは言うと思う。
一番ショッキングだったのは7,8年リクルーターをやってる人間からの「論文ではないからエントリーシートは「ですます調」で書く」というアドバイス。
僕は宇宙人を見るような目で彼を見ていたと思う。
○○だから○○するというフォーマットは守られているけど、中身がめちゃくちゃだ。
理由をつけようとしてるだけ前者よりはましだけど。
そもそも、コンテンツを伝える目的を達していれば手段である「ですます」「だである」ってのは関係がないと思う。指示が間違っている。
そして、会社に入ることをゴールとしていた。
後輩にある特定の部署に入りたい子がいたのだが、3部署受けるように勧められた。
最終的には断れたのだが。限られた時間の中で何故そんなことをさせたのか、練習の意味で受けろというのか?
同じ会社の別の部署の人間にそんなことを平気でさせるのならばさぞかし暇な会社だ。
この時点で彼らにアドバイスを貰うのはやめた。
最終的には、むこうがあいつはこないからあいつの面倒は見たくないと言ってきた。
こちらとしてはハナからあてにしてない。しかし、それだと日立は受けられないが、この時点でフィーリングが合わないと思って辞退。
就職担当の教授曰く会社に入りたかったらそれでも食らいついていかなきゃとのこと。
会社に入るのは手段であってゴールじゃない。
適切な指示でないのにそれをそのとおり飲み込んで動く人間がほしいのなら別だが。
それで結局お前はどうしたんだよ。重要なのはそこだろ。
つ 基本的に何かをさせるのに「なぜならば」という理由がない。