2012-01-05

三段論法

三段論法は「大前提」、「小前提」、とそれから導かれる「帰結」の3つから出来ています

大前提、小前提はそれぞれ含意を含む文です。

含意とは

「AならばB」

と言った文(命題)です。(この「ならば」も自然言語のならばとは意味が異なります。気になる人は「実質含意」で調べてください)

上の例だとAを前提(仮定)とよび、Bを帰結(結論)などと呼びます

三段論法においては、

大前提」:BならばC

「小前提」:AならばB

「帰結」:AならばC

こうして、「大前提」と「小前提」から「帰結」を導くものです。

「小前提」の帰結が「大前提」の前提である必要があります

◯例

大前提:(全ての)人間ならば死ぬ。

小前提:ソクラテスならば人間である

結論: ゆえにソクラテスは死すべきものである

もちろん三段論法が成り立つためには、

「AとBが成り立つ事」、「AならばBが成り立つ事」

「Cが成り立つ事」、「BならばCが成り立つ事」

のすべてが成り立っている必要があります

上の場合大前提の(全ての)はポイントでこれが数人ならとかなら成り立つとは限りません。(これもちょっと考えればわかることですね)

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