三段論法は「大前提」、「小前提」、とそれから導かれる「帰結」の3つから出来ています。
大前提、小前提はそれぞれ含意を含む文です。
含意とは
「AならばB」
と言った文(命題)です。(この「ならば」も自然言語のならばとは意味が異なります。気になる人は「実質含意」で調べてください)
上の例だとAを前提(仮定)とよび、Bを帰結(結論)などと呼びます。
三段論法においては、
「大前提」:BならばC
「小前提」:AならばB
「帰結」:AならばC
こうして、「大前提」と「小前提」から「帰結」を導くものです。
◯例
もちろん三段論法が成り立つためには、
「AとBが成り立つ事」、「AならばBが成り立つ事」
「Cが成り立つ事」、「BならばCが成り立つ事」
のすべてが成り立っている必要があります。
上の場合大前提の(全ての)はポイントでこれが数人ならとかなら成り立つとは限りません。(これもちょっと考えればわかることですね)