2012-01-03

http://anond.hatelabo.jp/20120102223346

真面目な話。

国会」にしろ、「自治体」にしろ、選択可能な範囲になんて収まってないぞ。

協議されるのなんざ、ごく僅かだ。

その前段階で捨てられる(協議すらされない)案件なんざ、ごまんとある。

から賄賂や人脈は有効なんだ。

自分に関連ある案件を、優先的に協議してもらえるからな。

彼らが「センセイ」と呼ばれてちやほやされるのは、全然進まない陳情も、「センセイ」が一声かければ解決するからだ。


超絶優秀な独裁者が敷く独裁性がなぜ捗るかって、そうした優先順位の決定すら協議する必要がないから。

夢物語だけどね。

今のところ、落としどころとして一番いいのは、やっぱり間接民主制なんだよ。

人民意見を代弁する議員が、それぞれの利害を調整する合議制が、一番デメリットが少ない。

二大政党制とかになると、各所の調整はしやすいが、その代わり国民の声よりも、政党内の政治ゲームに陥りやすいんで、

もう少しばらけた方が良いと個人的には思っている。

いろんな意見代弁者国会自治体には居るべきで、与党が決めたら決定ってのは、あまり健全じゃない。

調整に失敗すると、政治機能麻痺するデメリットもあるが、それよりは協議健全性を取りたい。

記事への反応 -
  • 二大政党制が政治にスピードを与えてくれるとか、アメリカの現状見たうえで言ってんの?

    • 横だけど。 結局人類が知ってる政治形態では、最強に優れた独裁者が中央集権的に全部決める、というシステムだけがまともに機能して、あとのシステムは全部似たり寄ったりのうんこ...

      • そこで直接民主制ですよ。 今ならネットワークが存在するのですべての案件について多数決をとることが可能だ。

        • そこで直接民主制ですよ。 今ならネットワークが存在するのですべての案件について多数決をとることが可能だ。 さて、その「すべての案件」とやらは何件くらいだと想定している...

        • でも実際今国会に出されてる全法案理解して賛否決めれる有権者はほとんどいないと思う あとTPPとか外交のような交渉も多数決でできるわけない

        • IT技術の発展は確かに直接民主制での大きな欠点である 「大規模・複雑な社会での運用の困難さ」を緩和していますが、それは 直接民主制の運用上の問題点を解消しているだけです。 直...

        • TPPに関する議論を見ていると、大多数のネットワーク利用者は賢くも何とも無いんだって分かりますよ。 現締結国の条文自体はニュージーランドのサイトから英語で読めるし、日本の官...

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