オタクは何を以ってオタクとするか。PCに大変詳しい人、最近の深夜アニメをほぼ全部録画して観ている人間。コスプレイヤー、同人作家。サブカルチャーにどっぷり漬かってるのもある意味そうかとは思う。
では、昨今のPCに大変造詣が深い方にMSXやSHARP X1の話、X68000に搭載されていた音源であるYM2151の話。PC-98時代のコンベンショナルメモリがどうだのこうだの、なんて話をしてもきっとわかってはもらえまい。多分。そういった人を捕まえて「お前はPCオタクを名乗るのか。だがMSX TurboRの存在を知らずに何がPCオタクだ」等と罵倒した所で意味はない。知ってたら偉いってモンでもない。
「まどマギ」でも「IS」でも「Aチャンネル」でも「いろは」でもとにかく深夜アニメなら任せとけ。という方に「激走!ルーベンカイザーって田中真弓のアニメデビュー作なんだよな」等という話をしたり「今度の冬コミでナベタケのアニメ楽曲のデータベースをまとめて発表してみようと思うんだ」という事を言っても、ノってくれるかと言えば人それぞれだが、テンションがあがる人がそんなにいるとは思い難い。
同じ「PC」や「アニメ」というカテゴライズ話であるが、多分フィールドは違う。
「オタクはこうである。こうでなければならない」というのはないのだな、と思う。
リア充はどうか?「リアルが充実している人」という意味はあるものの、「彼女がいる人」「リアルが忙しい」等と言い換えられる事もある。
では、何を以って「リアルが充実している」とするか?
「彼女がいる」というステータスは確かに10~20代男性にはポジティブな意見が多いかとは思う。
だが、「彼女がいる」だけで、もう1年近く連絡が取っていない冷めた関係であったり逆に毎日50回位携帯に着信があり「電話出てよ」等と大泣きされている留守電が毎日の様に入っていて、しまいにゃ「もう死ぬ」と言われての自殺騒ぎで精も根も尽き果てて「リアルで忙しい」人達は果たしてリア充なのか?
何がリア充で何がリア充ではないか?「リアルが充実している」というものは曖昧な言い方であり、明確な定義はないと思う。
そんなこといったら、何をすれば十分定義したことになるのかが不明なんだよ。 「リア充」は術語ではないので、日常生活の中で臨機応変に定義が変わる それは「有能」という言葉の...
すまん最後まで読んでなかった(ブラウザのウィンドウに表示されている部分のみを読んで、スクロールしなかった) 「有能」の定義が文脈に応じて変化するように(キリッ 的な文が...
「誰か」と、正確に議論を取るときは、使う言語は明確に定義してなければならない。 ということは、哲学だかなんだかでもよく言われることで、それはまさにそのとおり。 で、「ヲ...