2011-11-23

http://anond.hatelabo.jp/20111121165116

非モテを改めて定義したいけど、

自分なんかが愛されるはずがない」

という思念に囚われてしまってる状態なんだよね。

スペック時代失恋やその他の要因で、恋愛に関するかなり基礎になる所がぶっ壊れてる。

童貞をこじらせるというのもこのこと。

例えば、一人の女性を好きになる。

付き合い始める。

でも、思うんだ。

自分なんかが愛されているはずがない」

と。

どんなにスペック改善しても、やっぱり自分を好きになれないし、彼女の愛(本当にあったかどうか疑わしいが)は非モテに届かない。

カネ目当てなんじゃないかと思うし、他の男性がみなハゲデブばかりになってるせいなんじゃないかと思う。

そこに、「さかのぼり嫉妬」というものが加わる。

歌人エッセイスト穂村弘はこの「さかのぼり嫉妬」を人間感情の中で最も不毛ものと評してる。

頭ではわかっている。

過去があって今がある。

どんな過去があろうと、その過去が今の彼女を形作った。

彼女を愛するということは、彼女過去も受け入れることなのだ。

…だが出来ない!

意思に反して、彼女過去恋人嫉妬する。

あいつより僕を好きなことを証明しろ!

君が人生で一番キレイな時期を捧げた相手より、僕のことが好きだっていうなら、じゃあなにを捧げてくれるんだ?

と、心のなかで叫ぶ。もちろん声には出さない。

もし、声に出して聞いたなら、彼女は、前の恋人に捧げたものなんかよりも大きなものを捧げるつもりだと言うだろう。

このあとの人生、つまり結婚」と言うんだ。

冗談じゃない!

喜びよりも、重圧と負担のしかかるじゃないか

責任と失敗から逃げ続け、不器用と要領の悪さをペーパー試験の点数の良さでなんとか逃げきってきた僕に、結婚だと!

僕が欲しいのは、一方的に愛されたいのだ。無限愛されたいのだ。

僕の歳では、そろそろ結婚視野に入れない恋愛というのは不可能になりつつある。

楽しいだけの恋愛は、10代まで」

と言われたことがある。

恋人に求めるもの完璧過ぎるのはわかってる。

自分自身が不完全すぎるのに。

というよりは、僕は大人になりきれてない。

他人よりちょっとくらい年収があっても、体力があっても、大切ななにかが欠けているんだ。

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