「自分なんかが愛されるはずがない」
という思念に囚われてしまってる状態なんだよね。
低スペック時代の失恋やその他の要因で、恋愛に関するかなり基礎になる所がぶっ壊れてる。
童貞をこじらせるというのもこのこと。
例えば、一人の女性を好きになる。
付き合い始める。
でも、思うんだ。
「自分なんかが愛されているはずがない」
と。
どんなにスペックを改善しても、やっぱり自分を好きになれないし、彼女の愛(本当にあったかどうか疑わしいが)は非モテに届かない。
カネ目当てなんじゃないかと思うし、他の男性がみなハゲとデブばかりになってるせいなんじゃないかと思う。
歌人・エッセイストの穂村弘はこの「さかのぼり嫉妬」を人間の感情の中で最も不毛なものと評してる。
頭ではわかっている。
過去があって今がある。
彼女を愛するということは、彼女の過去も受け入れることなのだ。
…だが出来ない!
君が人生で一番キレイな時期を捧げた相手より、僕のことが好きだっていうなら、じゃあなにを捧げてくれるんだ?
と、心のなかで叫ぶ。もちろん声には出さない。
もし、声に出して聞いたなら、彼女は、前の恋人に捧げたものなんかよりも大きなものを捧げるつもりだと言うだろう。
責任と失敗から逃げ続け、不器用と要領の悪さをペーパー試験の点数の良さでなんとか逃げきってきた僕に、結婚だと!
僕が欲しいのは、一方的に愛されたいのだ。無限に愛されたいのだ。
僕の歳では、そろそろ結婚を視野に入れない恋愛というのは不可能になりつつある。
と言われたことがある。
自分自身が不完全すぎるのに。
というよりは、僕は大人になりきれてない。
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