2011-11-14

ニートの弟

大学を出てから定職もつかず、家でネットゲーばかりやっている。

母親に、家のネット回線こないようにしようと提案すると、

・かわいそう

仕事を探すのに必要だから

・○○のクーポンを教えてくれたり、あれで少しは役にたっているのよ

とのこと。

わたしは、大学を出て男も出来ず作らず、気がついたら10年も働いているというのに、

弟は8年間、なんだかよくわからないネットゲームに没頭しているだけで正直いって

我が家害悪穀潰しである

あなた30歳になったら、この家でていきなさいよ』

「姉の家ならともかく、おねーちゃんに言われたくないよ」

『稼ぎの無い者が偉そうに言わない』

「俺、働かないんじゃなくって、ほら、病気からさ・・・・・・無理なんだよ・・・・・・働くの・・・・・・」

『それじゃ、せめて家事ぐらいしなさい』

家事は無理だよ、せいぜいタバコの不始末でぼやを出すぐらいで」

『ふざけるな!あなた誕生日になったら絶対に出て行ってもらいますからね』

「・・・・・・。」

それから、1ヵ月が経ち弟も30歳になった。

未だに働いていないが、流石にごろごろばかりしているのはまずいと思ったのか、

漬け物だけ漬けるようになった。

それからどこで覚えたのか、編み物をするようになった。

今は帽子を編んでいるようである

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