2011-06-25

圧倒的な環境の前では臨床心理士は無力だ

例えば、現在進行形虐待を受けている子供に何が出来るだろう

例えば、現在進行形配偶者から暴力を受けている人に何が出来るだろう

例えば、現在進行形貧困に喘いでる家庭に何ができるだろう

例えば、現在進行形津波地震放射能の被害にあってる人に何が出きるだろう

例えば、例えば、例えば

私は大学心理学を学んでいる

自分生得的な問題や、家庭の問題や、人間関係や、知り合った他人や

そういったありきたりな出来事が理由で、臨床の現場に立ちたいと思った

クライアントが中心でも良い

エセ学問だと罵られて馬鹿にされても良い

実際に臨床の現場に立って何もできずに終わっても、そこから努力すればいい

そう思っていた

けれど、もしクライアント現在進行形でその問題と肉薄してるのだったら

理療法の何が、役に立つのだろう

いかクライアントの心理状態を良いものにしたとして

部屋から一歩でも出れば、同じ現実が何の変わりもなく待ち構えている

その人のパーソナリティが幾ら変容しても、それを上回る圧倒的な現実の前では何の意味もない

自分がやろうとしている事は、目指そうとした事は、何の意味もない

  • 虐待から保護する機関には子供の心理状況をよくすることはできないだろ。 人にはそれぞれ役割がある。

    • じゃあ、虐待から保護されなかった子供はどうなるさ 近所の誰もが知っていながら、誰も通報しないで死んでいく子供だって沢山いる 限定されたケースだってのは分かってるよ 自分が...

  • 他人の前では言いにくい愚痴や弱音を聞いてあげて相槌うつだけで良いと思う

  • 僕と契約してソーシャルワーカーになってよ

  • http://anond.hatelabo.jp/20110625193217 現実に打ち勝つのは臨床心理士じゃなくてその人自身。 >部屋から一歩でも出れば、同じ現実が何の変わりもなく待ち構えている 部屋から一歩踏み出す...

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