2011-05-13

原発関連のニュースを見ていて思う事

これから書くことは想像ですデマの類。でも、こう考えた方が、俺的には腑に落ちるんだよな。反論歓迎。

 

やっぱり、電力会社からしてみたら、原発当時政府に無理やり押し付けられたものなんだろう。本音では作りたくもなかったのに、事故が起こったら全部政府が面倒をみるという約束のもとにしぶしぶ受け入れたのが実態だったのではないか。これは88年の朝生討論の録画とかを改めて見直してもやっぱり感じる。電力会社側の理屈は一見完璧に見えるが、心がこもってないというか、やっぱり本気で言ってるように見えないのだよ。88年の朝生討論の推進側で注目すべき発言をしたのは、当時政治学者、今は政治家の舛添さんぐらいなものだった。

 

当時政治のことは調べてないが、普通に考えてやっぱり、政治家の強力な先導なしに、全国の電力会社原発を作らせるなんて無理だ、と考える方が自然だろう。

政治家の視点で考えないかぎり、原発を推進しようなんて思いつきもしないんじゃないか

 

何を今さら、というかもしれないが、そもそもの言いだしっぺが電力会社なのか、政治家なのかで、事故対応が違ってくるのは当然だ。今、東電がのらりくらりやっているように見えてしまうのは、元をたどれば政治家押し付けられた物なのであり、世論誘導のうまい政治家によって批判が東電に向くように誘導されている側面さえ、あるかもしれない。

 

そういう目で見直すと、中部電力はやり手だ。もともと、原発を停止してもやっていける程度の比率しか原発依存しない体制を維持していた上に、しかもその原発はもっとも東よりの地域建設事故が起これば名古屋はな首都圏に害が及ぶ。首都圏中央省庁ゴリ押し建設させられた腹いせにさえ見えてくる。歪んだ原発行政の縮図がそこにあるかのよう。

 

その政府がついに根をあげて停止要請してきたのだ。してやったりだろう。

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