元発言がフルボッコにされているが、
そんな事よりこの発言から垣間見える問題を
咀嚼する事の方が大事なんではないだろうか。
「ピカがうつると思っているのか=呆れた差別」という意見が多いけれど
「結婚」を挙げていることから、たぶん見ているのは「孫」だろう。
生まれてくる「孫」に、またはその孫の産む「ひ孫」に、
さして不当ではないと思うのだ。
もっともちょっと扱い辛いのは
好きになった人が原発近隣出身だったとして
その好きになった事を咎められるかというとこれは人としてどうかと思う。
子供を作るとなるとやはり熟考しなさいと言わざるを得ない。
そういう問題が出てくるぐらいなら、
付き合い始める前に、フィルターを通しておきなさいというのは
生きていく上での知恵のようなもの、と思うのだが
これも人として恥ずべき「差別」なんだろうか。
少なくとも、「実際には無い事象に対しての差別」ではないと思うんだが。
勤めを捨てて引っ越す事が困難なことは確かだし
子供たちが生活する地を選べるわけでもないので
そもそもとてもシビアな問題だけど、
これは数年後、十数年後に確実に問題になるだろうと思う。
ではどうすればいいかと言うと、
将来的に子孫には放射線の影響が
多かれ少なかれ発生するという事を
行政に言わせる事がまず第一だと思うのだ。
妖怪タダチニエイキョウハナイに惑わされるな。 直ちに影響ないの反対は長期的には影響がある、ではなく、「連続しない限りは長期的にも多分影響ない」だ。 なぜ孫ひ孫に影響がある...
今こそ「夕凪の街 桜の国」が注目されるべき。
行政が自ら説明することが必要なのは概ね同意なんだけど、さらに放射線による影響とその人の尊厳や存在価値は分けて考えるべきだということを周知させることも加えるべきだろうね...