2011-04-15

http://anond.hatelabo.jp/20110415025438

斉藤和義を嫌がる人たちにもいろいろいるけど、

内容にかかわらず「政治主張を歌ですること自体が嫌い」って人たちがいると思う。

たとえば、twitterで「『ずっとウソだった』は大嫌い」と発言して波紋を呼んだ水野良樹いきものがかり

(6)音楽にあからさまに主義主張を乗せることが、本来複雑な因子が絡み合って構成されている問題を、むやみに単純化する危険性について危惧している。歌詞というスキームで言えば、限られた字数で伝えられることでどうしても生まれる誤解曲解音楽の特性ゆえに作者の意思に反して広範化してしまう。

歌には論理性を確保するだけの文字数がなく、音で感情を刺激するのだから

議論の手段としては最低。これは確かにそう。

でも、斉藤和義がやってるのは議論じゃなくてアジテーションから、あまり有効な批判とはいえないんだよね。

例えば、電力会社HPを見ると(今は消されているけど)原発と緑あふれる自然・美しい青空写真になってたりする。

別に何の嘘をついている写真でもないけど、見る人には漠然した好印象を与えるはず。

電力会社原発推進CMだって、さわやかなBGMが流れてる。このBGMに反論なんてできるわけがない。

アジテーションの手段に対して「議論の作法に反する」って批判はズレてると思います。

記事への反応 -
  • ただただし氏が数十年後、「自然エネルギーに騙された」と言わないために - ただのにっき(2011-04-08)で科学的懐疑心の重要性をとき、本旨の導入として斉藤和義の「ずっと嘘だった」と...

    • 斉藤和義を嫌がる人たちにもいろいろいるけど、 内容にかかわらず「政治主張を歌ですること自体が嫌い」って人たちがいると思う。 たとえば、twitterで「『ずっとウソだった』は大嫌...

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