2011-03-30

東電、抜かりなし。

 週現の元木氏、WILLの花田氏が東電接待旅行を受けていたことが明らかになった。巨大な利権の動く原発事業だけあって、やはりメディアへの根回しは抜かりないといったところだろう。

 だが元木花田氏とも雑誌業界のなかではもはやOBといえる存在で、この2人を押さえたからといって週刊誌が黙るわけではない。同様に、スポンサー契約で縛ってきたはずの民放各局も日に日に東電へのプレッシャーを強めつつある。

 しか東電、抜かりなし。今度は日テレ氏家氏と講談社野間氏という、超ビッグネームを手にかけた。これは明らかに、「これ以上騒げば、誰でも殺せるぞ」という東電からメディアへのメッセージに違いない。これでテレビ雑誌は文字通り死に体となるだろう。エレクトリックマフィアの本領発揮だ。

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