2011-02-11

人生の浪費

家庭教師先の中学二年生の生徒。

サイコロで5の目が出る確率は?」

という問題がわからない。

今まで多くの生徒を見てきたが、

ここまで基本的な確率がわからなかったのは彼で2人目。

大抵の生徒にとってはこの程度の確率常識

彼には確率という概念存在していなかったのだ。

他に論理的思考に数々の問題をかかえている。

そんな彼に私は「やればデキる」的なことをいって焚き付けている。

それを信じ彼は宿題をこなす。

ちゃんとやれば全くデキないということはない(ヒドイ池沼でない限り)。

から彼も30点から60点ぐらいには上がった。

だが、彼は知能に欠陥がある気がしてならない。

バイトはいえ教師として生徒を信じられないのはよくないことだ、

とわかっていても…

彼を勉強の方向に焚き付けるのは、

彼に人生を浪費させているようであまりいい気がしない。

もっと他の可能性を探った方がいいのではないか

でも、だからと言って私にはどうすればいいかからないのだが

彼の両親も期待してるし…

  • 話は聞かせてもらった! サイコロで5の目が出る確率が本気でわからない、確率の概念が存在しない・・・? サイコロの出目なんて1000回程度試行すればそれぞれの出目が満遍なくで...

  • サイコロって一口に言うけどさぁ、サイコロにだって色々種類はあるんだよ 4面ダイスなら5はでねーし、8面ダイスも、もっと言えば100面ダイスだってあるんだ そういう重要な前...

    • 何言ってんだ。日本語でサイコロってったら6面しかねーよ。 丁半博打をD20で振ってたらしまらねぇことこの上ない。

    • サイコロ=6面だとは限らないから答えが出ないのであれば、 ある意味、普通のやつより才能を感じる。 日本人て自分らの常識の中でしか考えられないから貴重。

  • たぶん17世紀の人にはその問いに答えられなかったと思う。 僕だって、わかっているのか、解っているふりをしているのかわからない。 1/6が確率論的に導きだされる答えなのか、それと...

    • 公理も何も。 全ての面が同じ確率で出ると仮定すれば 単純に論理的に導き出せるだけであって。 そんなことは抽象的には大昔から存在する考え方でしょうよ。 抽象世界でのダイスの...

      • 17世紀のヨーロッパの教育レベルがどうだか知らないけど、パスカルが17世紀だってことを考えると、確率という概念について論理的に答えられた人は少ないと思うけどなぁ。

        • 言葉があれば概念はある。言葉には概念が付随するからだ。 日本で確率という言葉が出来たのは最近らしい。 http://www.researchgate.net/publication/37263882 それ以前の日本にはどんな概念があ...

        • 確率論なんてものが人類が普遍的に知ってる概念だったとしたら、博打や縁起担ぎなんて生まれなかっただろうから、普遍的な概念ではないと思う。 博打や縁起担ぎが現在でも残ってる...

    • 測度論的確率論を勉強すればいいんじゃね? 確率(測度)は別にその実体がどうとか関係なく 各事象の確率は∈[0,1] 全事象の確率は1 共通部分を持たない事象の和事象の確率は各事象...

      • 難しいことを難しい言葉で説明するのは容易である。 難しいことを、より簡単な言葉で説明することが教育である。

        • その定義はあまりにも短絡的で視野が狭いと思う。 相手が馬鹿であることを前提とした施しだと考えてるならまぁそんなもんだろうけど。 あとビジネス前提とか。 ていうかそもそも教...

  • どうなんだろう。 確率論が、確率論として成り立つことを証明するには・・・莫大な実験を繰り広げて、ちゃんと収束する。という事を証明しないといけないんだが・・・。   実はコ...

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